スマート ホリデー ブロングドン NBA WNBAファンブログ

【衝撃の移籍】マーカス・スマートがセルティックスの宿敵レイカーズへ!ルカ・ドンチッチが直接リクルートした2年1100万ドルの決断

NBAに新たな衝撃が走りました。ボストン・セルティックスのレジェンドであるマーカス・スマートが、歴史的ライバルであるロサンゼルス・レイカーズと2年1100万ドル(約16.5億円)で契約することが明らかになりました。ワシントン・ウィザーズとのバイアウトに合意した31歳のベテランガードは、レイカーズのスター、ルカ・ドンチッチから直接リクルートを受けたという驚きの事実も判明しています。

ESPNのシャムズ・チャラニアが土曜日に報じたところによると、契約2年目は選手オプション付き。セルティックスで9年間プレーし、2021-22シーズンには最優秀守備選手賞を受賞したスマートが、まさかの宿敵への移籍を決断したのです。

「優勝リングが欲しい」元チームメイトが優勝した翌年の苦渋の決断

スマートの移籍には、深い理由がありました。2023年オフにクリスタプス・ポルジンギスとのトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍した後、昨シーズンはウィザーズとグリズリーズで過ごしました。その間に、古巣セルティックスは2024年にNBAチャンピオンに輝いたのです。

9年間チームの最古参選手として貢献したスマートにとって、自分抜きでチームが優勝したことは複雑な感情を抱かせたに違いありません。「優勝リングが欲しい」という思いが、歴史的ライバルへの移籍という決断に繋がったのでしょう。

しかし、2024-25シーズンは怪我に苦しみ、わずか34試合の出場に留まりました。主にベンチからの出場となり、全盛期の姿からは程遠い状態。ウィザーズへのトレードはサラリーダンプ目的で、来季の2160万ドル(約32.4億円)という巨額のキャップヒットのほとんどをウィザーズが負担することになります。

ドンチッチの直接リクルート!レイカーズが求めた「守備の番人」

興味深いのは、ルカ・ドンチッチがスマートを直接リクルートしたという事実です。レイカーズは今オフシーズン、比較的静かな動きに終始していました:

レイカーズの今オフシーズンの動き

  • デアンドレ・エイトン獲得(2年1660万ドル、バイアウト選手)
  • ジェイク・ララビア獲得(ベンチプレーヤー)
  • ジャクソン・ヘイズ再契約(元先発センター)
  • ドリアン・フィニー・スミス放出(昨季の守備の要)

特に、フィニー・スミスの放出により、チームは攻撃寄りのロスターになっていました。ドンチッチとオースティン・リーブスが率いるバックコートに、守備のスペシャリストが必要だったのです。

スマートは年齢(31歳)と怪我のリスクはあるものの、まさにレイカーズが求めていた選手像に合致します。長年「守備の番人」として恐れられてきた経験と、優勝を狙うチームに必要なベテランのリーダーシップを兼ね備えています。

セルティックスファンの複雑な心境!宿敵での優勝は許されるのか

セルティックスファンにとって、この移籍は複雑な感情を呼び起こすでしょう。9年間チームの魂として戦った選手が、よりによってレイカーズのユニフォームを着ることになるとは。

しかし、現実的に見れば、この移籍は両者にとって理にかなっています:

スマートにとってのメリット

  • ドンチッチとレブロン・ジェームズと共に優勝を狙える
  • 自宅での療養とリハビリが可能
  • 経験豊富なベテランとしての新たな役割

レイカーズにとってのメリット

  • 安価で質の高いベテラン選手の獲得
  • 守備面での大幅な改善
  • 若手選手への指導力

レイカーズには、レブロン・ジェームズがいつまでプレーするのかという大きな問題が残されています。しかし、少なくとも今シーズンについては、確実に戦力が向上したと言えるでしょう。

エイトンがドンチッチに欠けていたロブターゲットを提供し、スマートが守備面での安定感をもたらす。この2人の獲得により、レイカーズは攻守のバランスが取れたチームへと変貌を遂げつつあります。

果たしてスマートは、宿敵レイカーズで優勝リングを手にすることができるのか。セルティックスファンにとっては悪夢のようなシナリオかもしれませんが、プロスポーツの世界では、時に感情よりも現実が優先されるのです。31歳のベテランガードの新たな挑戦が、NBA全体に新たな波紋を投げかけることは間違いありません。

引用:YAHOO!SPORTRS

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です