WNBAオールスター週末が、ミネソタ・リンクスのコートニー・ウィリアムズとナティーシャ・ハイデマンの二人組「Stud Budz(スタッド・バッズ)」によって、かつてないカオスな祭典に変貌しました。ネオンピンクのお揃いヘアで登場した二人は、Twitchで72時間連続配信を敢行し、普段は見られない選手たちの素顔を世界中に発信したのです。
木曜日のオープニングイベントから始まった配信は、夜が更けるにつれてどんどんエスカレート。二人の「お祭り騒ぎ」は、WNBAファンの間で瞬く間に話題となりました。
コミッショナーから選手まで、誰も逃げられない「Stud Budz」の魔の手
配信は最初から飛ばしていました。WNBAコミッショナーのキャシー・エンゲルバートに遭遇した際、二人は彼女の衣装を褒めちぎり、オレンジカーペットを占拠。続いてオグウミケ姉妹(ネカはチーム・コリアーのスターター、チニーはESPNアナリスト)との交流では、さらにテンションが上がっていきました。
そしてオレンジカーペットでは、二人の真骨頂が発揮されます。Yahoo Sportsのライブ配信にシドニー・コルソンとテレサ・プレイサンスと共に乱入し、「誰が誰をインタビューしているのか」という議論が勃発。そこにスカイラー・ディギンズが途中参戦し、状況は完全にカオスと化しました。
最も注目を集めたのは、シカゴ・スカイのスター、エンジェル・リースとの瞬間でした。二人を完全に言葉を失わせるほどのインパクトがあり、この場面は瞬時にバイラル化しました。
パーティーは深夜まで続行!選手たちの「もう一つの顔」が明らかに
木曜日の夜になると、事態は本格的にワイルドになりました。ウィリアムズとハイデマン、そして他のWNBA選手たちがパーティーを全力で楽しむ様子を、「Stud Budz」の配信がすべて捉えていたのです。
夜が更け、お酒が進むにつれて、二人は視聴者を楽しませ続けました。ドラマあり、フリートあり、ジョークあり、そしてダンスも盛りだくさん!他のWNBA選手たちも最高のチームメイトとして参加し、盛り上がりは最高潮に。
なんとリンクスとチーム・コリアーのヘッドコーチ、シェリル・リーブまでもが楽しみに加わりました(後に彼女は、自分がStud Budzと踊っている動画はAIによる偽物だと冗談で主張しましたが)。
二日酔いでも配信は止まらない!プロ根性を見せた翌朝
しかし、ウィリアムズとハイデマンにとって翌朝は全く別の物語でした。特にウィリアムズは、チーム・コリアーの一員として金曜日の朝に練習に参加しなければならず、相当きつそうでした。それでもハイデマンは彼女に付き添い、ライブ配信を続行しました。
金曜日の午後になっても二人は配信を続け、ある時点では電動スクーター1台に二人乗りしてインディアナポリスの街を移動。ホテルに戻る道中、多くのファンに認識され声をかけられました。
「まさか!」とあるファンが配信で叫びました。
しかし、二人は自分たちの状態について正直でした。「横になりに行かなきゃ」と言いながらも、配信は続いたのです。
WNBAの新たな魅力を世界に発信した歴史的72時間
「Stud Budz」の72時間連続配信は、WNBAオールスター週末に新たな次元をもたらしました。普段はコート上でプロフェッショナルな姿を見せる選手たちの、リラックスした素顔や仲間との絆を垣間見ることができたのです。
この配信は、WNBAが単なるバスケットボールリーグではなく、個性豊かな選手たちが織りなすエンターテインメントであることを証明しました。ウィリアムズとハイデマンの挑戦は、スポーツとソーシャルメディアの新たな可能性を示し、ファンとの距離を一気に縮めることに成功したのです。
今後のWNBAイベントでも、このような革新的な取り組みが続くことが期待されます。「Stud Budz」が見せた72時間は、WNBAの歴史に新たな1ページを刻んだと言えるでしょう。
引用:YAHOO!SPORTS

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