インディアナ・フィーバーのソフィー・カニンガムが、チームメイトのケイトリン・クラークについて驚きの評価を下しました。オールスターゲームでアシスタントコーチ役を務めたクラークについて、「作戦立案は10点満点」と絶賛する一方で、「その後の反応はマイナス100点」という辛辣なコメントを残したのです。
鼠径部負傷でベンチから声援を送ったクラーク
WNBAオールスターゲームで、クラークは鼠径部の負傷により出場を見送りました。しかし、彼女はただベンチに座っていたわけではありません。チーム・クラークのアシスタントコーチとして、積極的に作戦を立案し、サイドラインから大きな声で指示を送っていました。
カニンガムの「10点満点」から「マイナス100点」への急転直下
オールスター明けのニューヨーク・リバティ戦(84-98で敗北)を前に、カニンガムはクラークのオールスターでの役割について質問を受けました。
カニンガムの評価: 「彼女の作戦立案は10点満点中10点でした」
しかし、その直後に衝撃的な発言が: 「でも、その後の反応は10点満点中マイナス100点でした。彼女はネガティブな反応を改善する必要があります」
「多くのことを抱えている」フォローも忘れず
ただし、カニンガムは批判だけで終わりませんでした: 「でも、私は彼女がそこにいて、すべてに対して良い態度を取っていることを誇りに思います。彼女は今、多くのことを抱えているんです」
この「多くのこと」が何を指すのかは明言されていませんが、クラークが背負うプレッシャーや期待の大きさを示唆しているようです。
カニンガム自身もフィーバー1年目の新戦力
実はカニンガム自身も、今シーズンからフィーバーに加入した新戦力です。フェニックス・マーキュリーでキャリアをスタートさせた彼女は、現在フィーバーで以下の成績を残しています:
- 平均得点:6.8点
- 平均リバウンド:4.1本
- 平均アシスト:0.9本
リバティ戦では12得点、4リバウンドを記録しました。
クラークの欠場は今季すでに12試合目
クラークはリバティ戦を含めて2試合連続で欠場。今シーズンはすでに12試合を欠場しており、怪我との戦いが続いています。
まとめ:チームメイトだからこその「愛のムチ」?
カニンガムの発言は一見すると厳しいものですが、チームメイトだからこその率直な評価とも取れます。「作戦立案は完璧だが、感情的な反応は改善の余地がある」という具体的な指摘は、クラークの成長を願っての「愛のムチ」なのかもしれません。
WNBAの若きスーパースターであるクラークも、まだ成長の途上。カニンガムのような経験豊富な選手からの率直なフィードバックを受けながら、より完成度の高い選手へと進化していくことでしょう。
引用:YAHOO!SPOTRS

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