試合展開
オールスターブレーク明けの初戦となったこの試合、ホームのラスベガス・エーシズが地力の差を見せつけました。試合は序盤からエーシズがコントロールし、着実にリードを広げる展開。アトランタ・ドリームは、エースのライアン・ハワードを怪我で欠く布陣が響き、オフェンスの要を失ったことで苦しい戦いを強いられました。エーシズはエイジャ・ウィルソンを中心にインサイドを支配し、危なげない試合運びで87-72と快勝。連勝を飾り、シーズン後半戦に向けて弾みをつけました。
注目選手とスタッツ
- エイジャ・ウィルソン(LVA): 24得点、12リバウンド。今シーズン9度目となるダブルダブルを達成し、チームを力強く牽引しました。
- チェルシー・グレイ(LVA): 16得点、7アシストと、司令塔として安定した活躍を見せました。
- ケルシー・プラム(LVA): 14得点を記録し、オフェンスに厚みを加えました。
- アリーシャ・グレイ(ATL): チームトップの19得点を挙げる奮闘を見せましたが、勝利には届きませんでした。
- ブリトニー・グライナー(ATL): 14得点、7リバウンドとインサイドで存在感を示しました。
試合後のコメント
試合後、この日も圧巻のパフォーマンスを見せたエーシズのエイジャ・ウィルソンは、チームの状態について次のように語りました。
「私たちはただ、自分たちのバスケットボールをプレーしようとしているだけです。私たちは自分たちがどうあるべきかを知っていますし、その基準を高く保ち続けたいと思っています」
このコメントは、連勝にも浮かれることなく、常に高いレベルを目指し続けるチャンピオンチームのエースとしての意識の高さを示しています。一方、ドリームはエース不在の苦しい状況が続いており、ファンからは「ライアン(ハワード)が本当に恋しい」「彼女の落ち着きがオフェンスには必要だ」といった声が聞かれ、一日も早い復帰が待たれる状況です。

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