試合展開
試合は序盤からシアトル・ストームが完全に主導権を握りました。ストームは第1クォーターに15-2のランで一気にリードを奪うと、そのまま攻撃の手を緩めません。前半を終えた時点で50-28と大差をつけ、早々に試合の行方を決定づけました。後半にはリードを最大42点まで広げるなど、最後までシカゴ・スカイを寄せ付けませんでした。一方のスカイは、主力のエンジェル・リースとアリエル・アトキンスの欠場が響き、チーム全体のフィールドゴール成功率が31.7%と低迷。2試合連続での大敗を喫してしまいました。
注目選手とスタッツ この試合では、シアトル・ストームの選手たちがバランスの取れた活躍を見せました。
- ジュエル・ロイド(SEA): チームハイの21得点を記録し、オフェンスを力強く牽引しました。
- ネカ・オグウマイク(SEA): 18得点、7リバウンドと、インサイドで安定したパフォーマンスを披露しました。
- エジ・マグベガー(SEA): 15得点、6リバウンドを記録し、勝利に貢献しました。
- スカイラー・ディギンズ(SEA): 11得点、10アシストのダブルダブルを達成し、見事なゲームメイクを見せました。
- マリーナ・マブリー(CHI): チームトップの13得点を挙げましたが、チームの劣勢を覆すことはできませんでした。
- カミラ・カルドーゾ(CHI): 7得点、10リバウンドと、リバウンドで奮闘しました。
試合後のコメント
試合後、快勝したシアトル・ストームのノエル・クインHCは、チームのパフォーマンスを高く評価しました。
「私たちのディフェンスは堅実で、動きも良く、ディフレクション(ボールに触れてコースを変えること)も素晴らしかったと思います。相手チームを60点以下に抑えるというのはエリートレベルです。オフェンス面では、ボールをうまくシェアできていました。攻守両面で完璧な試合でした」
このコメントは、相手をわずか57点に抑えた守備と、4選手が二桁得点を記録したバランスの良い攻撃の両方を称賛するもので、まさにこの日の試合内容を象徴していました。

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