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ケイトリン・クラークが興奮しすぎて暴走!コーチに止められる危機一髪の瞬間「テクニカルファウルになるところだった」

インディアナ・フィーバーがラスベガス・エイシーズに80-70で勝利した試合で、ベンチにいたケイトリン・クラークが興奮のあまりコートに飛び出しそうになり、コーチに必死で止められるという珍事が発生しました。負傷欠場中のスーパースターが見せた「熱すぎる」瞬間の一部始終をお伝えします。

残り33.8秒、決定的な3ポイントが生んだ「事件」

事の発端は、試合終了まで残り33.8秒の場面でした。フィーバーの控えガード、アーリ・マクドナルドが放ったステップバック3ポイントシュートが見事に決まり、78-70とリードを広げる決定的な一撃となりました。

この瞬間、ベンチで観戦していたクラークが大興奮。なんとコートに走り込もうとして、コーチに必死で引き戻されるという一幕が繰り広げられたのです。

SNSに投稿された動画では、クラークがコートに向かって走り出し、慌てたコーチが彼女の腕を掴んで止める様子がはっきりと映っています。

タイムアウトなし!テクニカルファウルの危機だった

重要なのは、マクドナルドのシュート後にタイムアウトが取られていなかったということです。つまり、試合は進行中でした。

もしクラークがコートに入っていたら、ベンチから選手が試合中にコートに入ったことでテクニカルファウルを取られる可能性がありました。接戦の終盤でのテクニカルファウルは、試合の流れを大きく変えかねない致命的なミスになるところでした。

別アングルから見える「絶叫するクラーク」

別の角度から撮影された映像では、マクドナルドの3ポイントがネットを揺らした瞬間、クラークが大声で叫んでいる様子も確認できます。

鼠径部の負傷で3試合連続欠場中にもかかわらず、チームメイトの活躍に誰よりも熱くなるクラーク。彼女のチームへの情熱と、試合に出られないもどかしさが入り混じった感情が爆発した瞬間でした。

マクドナルドの活躍がクラークを熱狂させた理由

クラークがここまで興奮した理由は、マクドナルドの活躍にあります。

身長168cm(5フィート6インチ)の小柄なガードであるマクドナルドは、クラークの代役として3試合連続で先発出場。この試合では:

  • 9得点
  • 4アシスト
  • 2スティール
  • 3本の3ポイント成功

特に終盤の決定的な3ポイントは、まさにクラッチショット。2021年ドラフト全体3位の実力を見せつけました。

クラーク不在の3試合でのマクドナルドの成績

クラークが欠場している3試合で、マクドナルドは平均:

  • 8.0得点
  • 5.0アシスト
  • 2.0スティール
  • 1.7本の3ポイント成功(成功率38.5%)

決して派手な数字ではありませんが、堅実にチームを支えています。

フィーバー3連敗をストップ!エイシーズに80-70で勝利

この勝利で、フィーバーは3連敗をストップ。前年王者のエイシーズを相手に、クラーク不在でも勝利を収めたことは大きな自信になるでしょう。

試合を通じてフィーバーは堅実なディフェンスを展開し、エイシーズを70得点に抑え込みました。

まとめ:クラークの復帰時期は依然不透明

ステファニー・ホワイトHCによると、クラークの復帰時期はまだ見通せない状況とのこと。しかし、今回の「暴走未遂事件」を見る限り、彼女の闘志は全く衰えていません。

むしろ、ベンチから飛び出しそうになるほどの情熱は、チームメイトにとって大きな励みになっているはずです。テクニカルファウルのリスクはありましたが、これこそがクラークの魅力でもあります。

マクドナルドら控え選手が奮闘する中、クラークがコートに戻る日を、ファンもチームメイトも待ち望んでいることでしょう。その時まで、ベンチからの「熱すぎる応援」は続きそうです。

引用:YARDBARKER

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