試合展開
ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた強豪同士の一戦は、ニューヨーク・リバティが後半に勝負強さを見せつけました。前半、フェニックス・マーキュリーが一時12点のリードを奪うなど優位に進める場面もありましたが、リバティが追い上げ46-46の同点で試合を折り返します。
勝負の分かれ目となったのは第3クォーター。54-49とマーキュリーがリードしていた場面から、リバティがクォーター終了にかけて18-5の圧倒的なランを見せ、67-59と逆転に成功。この勢いのまま第4クォーターもサブリナ・イオネスクを中心に得点を重ねてマーキュリーを突き放し、最終スコア89-76で勝利しました。リバティはこれで5連勝となります。
注目選手とスタッツ
- サブリナ・イオネスク(NYL): 29得点、8アシスト、5リバウンド。特に勝負どころの第4クォーターでの活躍が光りました。
- ジョンケル・ジョーンズ(NYL): 20得点、11リバウンド。インサイドで力強いダブルダブルを達成しました。
- レオニー・フィービッヒ(NYL): 13得点を記録し、勝利に貢献しました。
- アリッサ・トーマス(PHO): 20得点、13リバウンド、8アシスト。トリプルダブルに迫る圧巻のパフォーマンスでした。
- デワナ・ボナー(PHO): 16得点を記録しました。
試合後のコメント
試合後、見事な活躍でチームを勝利に導いたリバティのサブリナ・イオネスクは、試合を振り返って次のように語りました。
「私たちは、チャンピオンシップレベルのチームになるためには40分間プレーし続けなければならないことを理解しています。今夜は、特にディフェンス面で、その方向に一歩踏み出すことができたと思います」
また、リバティのサンディ・ブロンデロHCは、第3クォーターの逆転劇についてこう述べました。
「私たちは後半、より良いディフェンスをしました。前半は少しソフトすぎましたね。後半はフィジカルになり、それが違いを生み出しました」
これらのコメントは、リバティが後半にディフェンスの強度を上げたことが勝因であったことを示しており、5連勝という結果にも満足せず、さらに高いレベルを目指しているチームの姿勢を浮き彫りにしています。

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