試合展開
試合は序盤からホームのコネチカット・サンが完全に試合を支配しました。サンは第1クォーター開始直後に3-2とリードを奪うと、その後一度もリードを譲ることなく、23-15でクォーターを終えます。第2クォーターもその勢いのままリードを広げ、49-33でハーフタイムを迎えました。
後半に入ってもサンの猛攻は止まらず、ゴールデンステート・ヴァルキリーズのターンオーバー(今季ワーストの24回)から着実に得点を重ね、点差を広げ続けました。最終スコア95-64でサンが圧勝。チームの連敗を4で止めると同時に、今シーズン最多得点、最多3ポイント成功数(12本)、最多スティール(14本)を記録する完璧な内容の勝利となりました。一方のヴァルキリーズは、フランチャイズ史上最大点差での敗戦という厳しい結果になりました。
注目選手とスタッツ
- ティナ・チャールズ(CON): わずか19分の出場で、両チーム最多の24得点を記録。ベテランの力を見せつけました。
- ブリア・ハートリー(CON): 15得点、4アシストでチームのオフェンスを牽引しました。
- マリーナ・マブリー(CON): こちらも15得点を記録し、勝利に大きく貢献しました。
- レイラ・ラカン(CON): ルーキーながら、キャリアハイとなる6スティールを記録し、ディフェンスで大きな存在感を放ちました。
- イリアナ・ルパート(GSV): ベンチからチームトップの13得点を挙げる奮闘を見せました。
試合後のコメント
試合後、勝利したコネチカット・サンからはマリーナ・マブリーとブリア・ハートリーが、敗れたゴールデンステート・ヴァルキリーズからはナタリー・ナカセHCがそれぞれ記者会見に応じました。
会見では、サン側からは連敗を脱出し、今季最高のオフェンスとディフェンスが機能したことへの安堵と喜びが語られました。一方、ヴァルキリーズのナカセHCは、フランチャイズ史上最悪の敗戦と、チーム最多となってしまったターンオーバーの数を課題として挙げ、オールスター選手のケイラ・ソーントンを失ってからのチームの再構築の難しさについて言及しました。

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