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【検証】オフシーズン移籍の「大成功トップ5」が判明!マーキュリーの3巨頭結成、プラムのスパークス移籍…半年経って見えた真実

2025年WNBAオフシーズンは、近年稀に見る大型移籍が相次ぎました。紙の上では良く見える補強、疑問符が付く移籍…しかし真の評価は、実際のプレーを見るまで分かりません。

シーズンも半分以上が経過した今、どの移籍が「大成功」だったのか。トップ5を検証します。

第5位:ケルシー・プラムのスパークス移籍

エースで2度の優勝を経験したプラムのスパークス移籍は、当初「なぜ弱小チームへ?」という疑問の声が上がりました。しかし現在、プラムは平均20.1得点、5.9アシストという圧倒的な数字を記録。

2020年以来勝ち越しシーズンがないスパークスに、キャンダス・パーカー、チェルシー・グレイ、ネカ・オグウミケがいた黄金時代以来の「顔」が誕生しました。プラムがもたらす「勝者のメンタリティ」は、数字以上の価値があります。現在5連勝中という事実が、その影響力を物語っています。

第4位:ナターシャ・クラウドのリバティ移籍

昨季王者のリバティが、さらに強くなりました。コネチカット・サンからのクラウド獲得は、まさに「完璧な補強」です。

レジェンド、コートニー・バンダースルートの後継者として、クラウドは理想的な適合を見せています。平均10.4得点、5.9アシストに加え、3ポイント成功率33.3%という向上した外角シュート。ジョンケル・ジョーンズ、スチュワート、サブリナ・イオネスクといったスコアラー陣に囲まれた環境で、クラウドのプレイメイク能力が最大限に発揮されています。

さらに、元チームメイトのエマ・メーセマンのベルギーからの獲得にも貢献。2019年にワシントンで共に優勝した経験が、チームケミストリーの構築を加速させるでしょう。

第3位:グライナー&ジョーンズのドリーム移籍

ライン・ハワード(2022年全体1位)とアリーシャ・グレイ(今季平均18.7得点)という強力バックコートを持ちながら、インサイドの弱さに悩んでいたドリーム。その穴を、ブリトニー・グライナーとブリオナ・ジョーンズが完璧に埋めました。

グライナー(平均11得点、5.7リバウンド、1.1ブロック)は全盛期ほどではないものの、2014年の優勝経験という無形の価値をもたらしています。一方、29歳で全盛期のジョーンズは平均12.6得点、7.4リバウンド、2.6アシストと大活躍。

2人が同時にコートに立つ「ツインタワー」戦術は、ドリームに欠けていた最後のピースでした。

第2位:ミスティクスの再建計画(アトキンス放出で全体3位指名権獲得)

2019年優勝メンバー最後の一人、アリエル・アトキンスをシカゴに放出して全体3位指名権を獲得。この「苦渋の決断」は大成功でした。

ノートルダム大学出身のソニア・シトロンは、平均13.6得点、5.0リバウンド、2.2アシスト、1.1スティールでオールスター選出&3ポイントコンテスト出場。新人王レースの有力候補として、ミスティクスの未来を背負う存在となりました。

複数ポジションをこなせる万能性は、どんなロスター構成でも対応可能。まさに「未来への投資」が実を結んだ形です。

第1位:マーキュリーの「3巨頭」結成

ダイアナ・タウラジ引退、グライナー流出という「時代の終わり」を迎えたマーキュリー。しかし、カリーア・カッパー(元ファイナルMVP)に加え、アリッサ・トーマスとサトウ・サバリーを獲得し、即座に優勝候補へと変貌しました。

現在16勝9敗でリーグ3位。王者ニューヨーク、首位ミネソタからも勝利を挙げています。

驚異的な個人成績:

  • トーマス:リーグトップの平均9.4アシスト
  • サバリー:キャリアハイに迫る平均18.0得点
  • 3人全員が怪我で複数試合欠場しながらこの成績

最も恐ろしいのは、「まだピークを見せていない」という事実。3巨頭が完全に揃った時、マーキュリーがどれほど強くなるか。リーグ全体が震撼する可能性があります。

これらの移籍が示すのは、WNBAが真の「スーパーチーム時代」に突入したということ。オフシーズンの動きが、そのままシーズンの勢力図を決定づける。来季のオフはさらに激しい争奪戦が予想されます。

引用:YAHOO!SPOTRS

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