「WNBAの現実を教えてやる」フェニックスのロッカールームで行われた衝撃の作戦会議
インディアナ・フィーバーのソフィー・カニンガムが、自身の新ポッドキャスト「Show Me Something」の第1回エピソードで衝撃的な告白をしました。チームメイトのケイトリン・クラークが他チームから標的にされている現状について、「もう限度を超えている」と強い言葉で批判したのです。
さらにカニンガムは、元所属チームであるフェニックス・マーキュリーの内部事情まで暴露。「フェニックスにいた時、ロッカールームでどんな話があったか知っています。『彼女にWNBAの現実を教えてやろう』と」
この告白は、リーグ内でクラークに対する組織的な標的攻撃が存在することを、現役選手が初めて公に認めた瞬間となりました。
「ルーキーイヤーならまだしも、2年目でこれは異常」同僚として見た衝撃の実態
カニンガムは共同ホストのウェスト・ウィルソンとの対話で、リーグでの慣習について理解を示しつつも、クラークへの扱いは度を越していると指摘しました。
「リーグの選手たちがケイトリンを『鍛えよう』としているのを見てきました。どのルーキーもリーグに入ってきた時はそういう扱いを受けます。でも彼女の場合はそれ以上なんです。もう2年目なのに」
そして現在チームメイトとして間近で見ている状況について、「彼女のチームにいて実際に見ていると、みんな何をやっているの?って思います。本当にやりすぎです」と憤りを隠せませんでした。
フィーバー選手のポッドキャスト進出ラッシュ、真実を語る新たなプラットフォーム
興味深いことに、カニンガムだけでなく、チームメイトのアリーヤ・ボストンも最近、WNBA界のレジェンドであるキャンディス・パーカーと共に「Post Moves」というポッドキャストを開始しました。
フィーバーの選手たちが相次いでポッドキャストという新たなメディアに進出している背景には、従来のメディアでは語れない真実を発信したいという思いがあるのかもしれません。
カニンガムの告白は、WNBAにおける新人いじめの文化が、クラークという特別な存在に対してエスカレートしている実態を浮き彫りにしました。元チームメイトだった選手が、現チームメイトを守るために内部告発に踏み切ったことは、リーグ全体に大きな波紋を呼ぶことは間違いありません。
「WNBAの現実を教える」という名目で行われている行為が、実はスポーツマンシップを逸脱したものになっていないか。カニンガムの勇気ある発言は、リーグ全体に自省を促すものとなるでしょう。クラークが負傷で長期離脱している今、この問題についてリーグがどう対応するのか、注目が集まります。
引用:YAHOO!SPORTS

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