「チームメイトとの流れを取り戻したい」今季10試合目の欠場から復活、出場時間は20分台後半を希望
インディアナ・フィーバーのケイトリン・クラークが、ついに戦列に復帰する見込みです。ステファニー・ホワイト監督は、特に問題がなければ2024年のWNBAルーキー・オブ・ザ・イヤーが水曜日午後のゴールデンステート・バルキリーズ戦でプレーすると発表しました。
6月26日から鼠径部の負傷で5試合連続欠場していたクラークは、火曜日の練習で「また外に出てチームメイトとの流れを取り戻せるのは本当に嬉しい。願わくば、また外でプレーして、再び感覚を取り戻すのが楽しみです」と語りました(フィールドハウス・ファイルズのスコット・アグネス記者による)。
今季序盤には太腿四頭筋の負傷でも欠場しており、これでフィーバーでの欠場試合は合計10試合となります。「数週間座って見ているのは明らかに辛かったので、復帰できることに本当に興奮しています」とクラークは心境を明かしました。
出場時間制限を嫌うクラーク、「20分台後半」での出場を希望
出場時間制限でプレーすることを好まないクラークは、出場時間について「20分台後半」を希望すると述べました。「自分がどう感じるか、試合がどう進むか、そしてチームが何を必要とするかにもよります」と説明しつつ、復帰初戦で無理をしすぎないようにするとも付け加えました。
今季9試合に出場したクラークは、平均33分20秒の出場で18.2得点、8.9アシスト、5リバウンド、1.6スティールを記録しています。これらの数字は、昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに相応しい素晴らしい成績です。
フィーバーは9勝9敗の五分、クラーク復帰でプレーオフ進出に弾み
現在フィーバーは9勝9敗でWNBAランキング7位につけています。クラーク不在の間もチームは健闘し、五分の成績を維持してきました。しかし、真のプレーオフ進出を目指すためには、エースガードの復帰が不可欠です。
クラークの創造的なプレーメイキングとリーダーシップは、フィーバーの攻撃の要。彼女の復帰により、チームの攻撃オプションが大幅に増え、他の選手たちもより良いポジションでプレーできるようになるでしょう。
水曜日のバルキリーズ戦は、クラークにとって約1ヶ月ぶりの公式戦となります。ファンは彼女の復帰を心待ちにしており、完全復活への第一歩となるこの試合に大きな期待が寄せられています。
怪我に悩まされ続けた今季前半でしたが、クラークが健康な状態で後半戦を戦えれば、フィーバーのプレーオフ進出の可能性は大きく高まるでしょう。水曜日の復帰戦が、彼女とチームにとって新たなスタートとなることを期待したいところです。

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