試合展開
ゴールデンステート・バルキリーズは7月31日、アウェーのケアファーストアリーナでワシントン・ミスティクスと対戦し、68-67で辛勝しました。7日間で4試合目という過密日程の中、バルキリーズは連勝を飾り、勝率を5割に戻すとともに、プレーオフ圏内の8位に浮上しました。
第1クォーターはバルキリーズが素晴らしいスタートを切り、14本中10本のフィールドゴールを成功させ、3ポイントシュートも8本中5本を決めて30-20とリードしました。ルパートが3本の3ポイントで9得点を挙げる活躍を見せました。第2クォーターもバルキリーズがリードを広げ、一時は17点差まで開き、46-34でハーフタイムを迎えました。
しかし後半に入ると状況が一変。ミスティクスがハーフタイムを挟んで14-2のランを見せ、サイクスの3ポイントで46-41まで詰め寄りました。第4クォーター残り7分20秒には、エングスラーがコーナーから3ポイントを決めて、ミスティクスが初めてリードを奪いました。
バルキリーズは第4クォーターでわずか6得点しか挙げられず、残り5分34秒にファグベンレが66-65とリードを奪い返した後、残り1分のサラウンのレイアップまでフィールドゴールが決まりませんでした。最後はミスティクスのサイクスが同点を狙ったフローターを放ちましたが、リムに弾かれて試合終了となりました。
注目選手とスタッツ
ゴールデンステート・バルキリーズ
- マーティン:14得点(チームトップ)、5リバウンド、2アシスト
- ルパート:11得点(前半で全得点、3/4 3ポイント)
- バートン:10得点、10アシスト、7リバウンド
- ファグベンレ:10得点
- サラウン:決勝ゴールを含む得点
ワシントン・ミスティクス
- シトロン:16得点(前試合でキャリアハイ28得点)
- オースティン:10得点、9リバウンド
- イリアフェン:10得点
試合後のコメント
バルキリーズのマーティンは、チームが苦しい場面でどのように結束したかについて語りました。
「私たちには素晴らしいエネルギーを持った素晴らしいベンチがあると思います」
バルキリーズは過密日程の中での勝利について「疲れ果てている」と表現されましたが、それでも守備で踏ん張り、最後の7分20秒でミスティクスをわずか1本のフィールドゴールに抑えました。
この勝利により、バルキリーズは13勝13敗となり、ミスティクス(13勝14敗)を抜いて8位に浮上。拡張チーム初年度でのプレーオフ進出に向けて重要な一歩を踏み出しました。両チームは8月13日と8月30日に再び対戦する予定です。

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