試合展開
2025年8月1日、ワシントン州シアトルで行われたWNBAの一戦で、ロサンゼルス・スパークス(12勝15敗)がシアトル・ストーム(16勝12敗)を108-106で破り、今季初のダブルオーバータイムとなる激闘を制しました。
試合は50分間にわたる激しい攻防戦となり、最後はハンビーが残り4.3秒でレイアップを決めて勝利を手にしました。ストームのディギンズも同様のシュートを狙いましたが、プラムのディフェンスを受けてリムから外れ、時間切れとなりました。
レギュレーションタイムは一進一退の展開が続き、第4クォーター終盤にジャクソンが同点シュートを決めて延長戦に突入しました。
第1延長では、スパークスがスティーブンスの活躍などで一時リードを奪いましたが、ストームもウィリアムズが残り43秒で同点に追いつき、再び決着がつきませんでした。
第2延長では、スティーブンスが3ポイントシュートを決めて106-101とリードを広げましたが、ウィリアムズが残り16.4秒で3ポイントシュートを成功させて同点に。そして最後にハンビーがドラマチックな決勝点を挙げました。
注目選手とスタッツ
ロサンゼルス・スパークス
- ジャクソン:27得点、9リバウンド、3アシスト(チーム最多得点)
- プラム:22得点、7アシスト(決勝点のアシストを含む)
- ハンビー:21得点、13リバウンド(試合最多)、決勝レイアップ
- スティーブンス:21得点(延長戦での活躍)
- ブリンク:7得点、4リバウンド、3ブロック、2スティール、5ファウル(12分間の出場、ACL手術から復帰2試合目)
シアトル・ストーム
- オグンミケ:37得点(キャリアハイまであと1点)、12リバウンド、通算7,000得点達成(史上6人目)
- ディギンズ:前半に3本の3ポイントシュート成功
- ウィリアムズ:延長戦での同点弾2本
試合後のコメント
試合後、ストームのクイン監督は今季を通じて続いている審判の一貫性のないジャッジについて批判的なコメントを残しました。
スパークスは過去7試合で6勝目を挙げ、好調を維持しています。特に4人のスターターが40分以上プレーするという過酷な試合となりましたが、ロバーツ監督の采配が光りました。
この勝利でスパークスは12勝15敗となり、プレーオフ進出に向けて勢いをつけました。一方のストームは16勝12敗となり、ホームでの痛い敗戦となりました。

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