8月5日、ロサンゼルス・スパークスはホームでインディアナ・フィーバーを100-91で下し、直近8試合で7勝1敗という驚異的な成績を収めました。リケア・ジャクソンとケルシー・プラムがそれぞれ25得点を挙げ、チームを勝利に導きました。
試合展開
スパークスは前半から爆発的な攻撃力を見せました。デアリカ・ハンビーとプラムがそれぞれ前半で14得点を記録し、第2クォーター終盤には23-8のランで一気に突き放して54-43とリードしてハーフタイムを迎えます。特に3ポイントシュートは14本中7本成功と高確率で決め、スティーブンス、ジャクソン、プラムの3人で7本中6本を成功させる圧巻のパフォーマンスでした。
後半に入ってもスパークスの勢いは止まらず、第4クォーター残り6分23秒にジャクソンが3ポイントを決めて90-68と22点差まで広げました。フィーバーはその後21-5のランで89-95まで追い上げましたが、残り1分17秒にアズーラ・スティーブンスが5本目となる3ポイントを決めて勝負を決定づけました。
なお、第2クォーター残り2分5秒には観客席から投げ込まれたセックス・トイがフィーバーのソフィー・カニンガムの近くに落下するというハプニングがありました。プラムがこれを蹴ってスタンドに戻す場面もありましたが、試合は滞りなく進行しました。
注目選手・スタッツ
ロサンゼルス・スパークス
- リケア・ジャクソン:25得点(後半17得点)
- ケルシー・プラム:25得点、11アシスト(ダブルダブル)
- アズーラ・スティーブンス:19得点(フィールドゴール8本中7本成功)
- デアリカ・ハンビー:16得点
- キャメロン・ブリンク:5ブロック(キャリアハイタイ、怪我から復帰3試合目)
インディアナ・フィーバー
- ケルシー・ミッチェル:34得点(3ポイント7本成功)
- ケイトリン・クラーク:鼠径部の負傷で8試合連続欠場
試合後のコメント
スパークスは今季フィーバーとの対戦で3戦全勝を収めました。レギュラーシーズン最終戦は8月29日に再びロサンゼルスで行われます。
プラムは試合前に「スタンディングを見ると、すべての試合が重要です。ホームコートを守ることがプレーオフ進出への道です」と語っていました。その言葉通り、スパークスはホームでの勝利を収め、13勝15敗と勝率5割に近づきました。
一方のフィーバーは5連勝でストップし、17勝13敗となりました。この5連勝は2015年に現ヘッドコーチのステファニー・ホワイトが最初にチームを率いていた時以来の長さでした。クラークの欠場が続く中、ミッチェルが奮闘しましたが、スパークスの爆発的な攻撃を止めることはできませんでした。

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