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【接戦制す】リンクスがストームとの激闘を制し7勝1敗の好調維持!ウィリアムズが後半爆発(91-87)

8月5日、ミネソタ・リンクスはシアトルでストームを91-87で下し、直近8試合で7勝1敗という好調を維持しました。コートニー・ウィリアムズが後半だけで14得点を挙げる活躍を見せ、接戦をものにしました。

試合展開

首位を走るリンクス(25勝5敗)と、プレーオフ圏内を争うストーム(16勝14敗)の対戦は、終始接戦となりました。リンクスはMVP最有力候補のナフィーサ・コリアーが右足首の怪我で欠場という厳しい状況でしたが、チーム一丸となって戦いました。

前半は一進一退の攻防が続きましたが、後半に入るとウィリアムズが爆発。20得点中14得点を後半に記録し、チームを勝利に導きました。また、ブリジット・カールトンも第3・第4クォーターで4本の3ポイントシュートを決めて12得点を挙げ、流れを引き寄せました。

試合終盤の重要な場面では、ケイラ・マクブライドが最後の30秒で6本のフリースローをすべて成功させ、4点差の勝利を確実なものにしました。この冷静なプレーが勝敗を分ける決定的な要因となりました。

一方のストームは、ネカ・オグウミケが23得点と奮闘し、WNBAキャリア通算140試合目の20得点以上を記録。これによりローレン・ジャクソンとデワナ・ボナーを抜いて歴代7位に浮上しました。しかし、チームとしては3連敗、直近5試合で4敗目となってしまいました。

注目選手・スタッツ

ミネソタ・リンクス

  • コートニー・ウィリアムズ:20得点(後半14得点)
  • ジェシカ・シェパード:13得点、13リバウンド(ダブルダブル)
  • ケイラ・マクブライド:14得点(最後の30秒で6本のフリースロー成功)
  • ディジョナイ・キャリントン:13得点(ダラスから移籍後初戦)
  • ブリジット・カールトン:12得点(後半に3ポイント4本成功)

シアトル・ストーム

  • ネカ・オグウミケ:23得点(WNBA歴代7位の20得点試合記録)
  • ギャビー・ウィリアムズ:9得点、3スティール(シーズン77スティールでチーム新記録)
  • ティファニー・ミッチェル:第4クォーターに負傷退場

試合後のコメント

リンクスにとって特筆すべきは、日曜日にダラス・ウィングスから獲得したばかりのディジョナイ・キャリントンが即戦力として13得点を挙げたことです。ダイアモンド・ミラー、カーリー・サミュエルソン、2027年の2巡目指名権との交換で加入した彼女は、早速チームにフィットした様子を見せました。

また、ストームのギャビー・ウィリアムズは今季77個目のスティールを記録し、2019年にナターシャ・ハワードが記録した74個を上回るチーム新記録を樹立しました。

なお、ストームも同日、ワシントン・ミスティクスから4度のオールディフェンシブチーム選出のブリトニー・サイクスを獲得。アリーシャ・クラーク、ジア・クック、2026年の1巡目指名権と交換する大型トレードを成立させており、両チームともプレーオフに向けて戦力強化を図っています。

MVP候補のコリアー不在でも勝利を収めたリンクスの層の厚さが光る一戦となりました。

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