8月5日、ニューヨーク・リバティはホームのバークレイズ・センターでダラス・ウィングスを85-76で下し、好調を維持しました。ジョンケル・ジョーンズが15得点10リバウンドのダブルダブルを記録し、チームを勝利に導きました。
試合展開
試合は序盤からリバティがリードを奪い、安定した戦いぶりを見せました。第1クォーターは24-15でリバティが優位に立ち、第2クォーターでも着実にリードを広げていきます。ウィングスは第3クォーターに18-23と追い上げを見せましたが、リバティは冷静に対処し、最終的に9点差で勝利を収めました。
特に注目されたのは、エマ・ミースマンのホームデビューでした。前節のコネチカット戦で11得点を記録し、3シーズンぶりのWNBA復帰を果たしたミースマンは、この試合でも13得点を挙げ、観客から「エマ!」コールが巻き起こりました。ユーロリーグで3年連続MVPを獲得した実力者の帰還は、リバティにとって大きな戦力アップとなっています。
一方のウィングスは、ディジョナイ・キャリントンがミネソタ・リンクスへトレードされた後の最初の試合となりました。ドラフト1位指名のペイジ・ビューカーズが21得点8リバウンド4アシストと奮闘しましたが、第3クォーター残り2分37秒に背中の張りで一度ロッカールームに下がるアクシデントもあり、チームとしては5連敗となってしまいました。
注目選手・スタッツ
ニューヨーク・リバティ
- ジョンケル・ジョーンズ:15得点、10リバウンド(ダブルダブル達成)
- レオニー・フィービッヒ:14得点
- エマ・ミースマン:13得点(ホームデビュー戦)
ダラス・ウィングス
- ペイジ・ビューカーズ:21得点、8リバウンド、4アシスト
- アリケ・オグンボワレ:シーズン平均15.7得点を下回るパフォーマンス
試合後のコメント
ビューカーズは第3クォーターに背中の張りでロッカールームに下がったことについて、「背中に張りを感じた」と説明しました。しかし第4クォーターの開始時にはベンチに戻り、最後まで試合に出場しています。
試合終了後、バークレイズ・センターではミースマンに対する温かい歓声が響き渡りました。3年間のヨーロッパでの活躍を経てWNBAに戻ってきた彼女への期待の高さがうかがえます。
リバティは30勝6敗という圧倒的な成績を維持し、プレーオフに向けて好調を維持しています。一方のウィングスは9勝27敗と苦戦が続いており、チーム再建が急務となっています。

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