8月5日、フェニックス・マーキュリーはホームでコネチカット・サンを83-75で下し、プレーオフに向けて重要な勝利を収めました。この試合は、サンの元スター選手であるアリッサ・トーマスとデワナ・ボナーが古巣と対戦する感動的な再会ゲームとなりました。
試合展開
マーキュリーは17勝11敗でウェスタン・カンファレンス4位、一方のサンは5勝22敗で最下位という対照的な成績での対戦でした。試合前から勝敗の行方は明らかと思われていましたが、サンも簡単には諦めない戦いを見せました。
マーキュリーは序盤から安定した戦いぶりを見せ、ホームコートアドバンテージを活かして着実にリードを築いていきます。特に注目されたのは、かつてサンで活躍し、チームを2019年と2022年のファイナルに導いたトーマスの存在でした。ふくらはぎの怪我から5試合ぶりに復帰したトーマスは、古巣相手でも容赦ない活躍を見せました。
サンは最下位ながらも、最近は健闘を見せており、直近4試合で2勝2敗という成績を残していました。特にマリーナ・メイブリーの復帰により、外からのシュート力が向上し、ティナ・チャールズとのインサイド・アウトサイドのバランスが取れたオフェンスを展開していました。しかし、この日はマーキュリーの堅い守備を崩すことができませんでした。
注目選手・スタッツ
フェニックス・マーキュリー
- アリッサ・トーマス:14得点、8リバウンド、11アシスト(元サンのスター選手)
- カリーア・カッパー:好調を維持(4度のオールスター、2021年ファイナルMVP)
- サトゥ・サバリー:個人的な理由で欠場
コネチカット・サン
- ティナ・チャールズ:平均16.1得点、5.8リバウンドをリード
- マリーナ・メイブリー:平均14.2得点も怪我に苦しむ
- チーム成績:リーグ最下位の平均74.9得点
試合後のコメント
トーマスとボナーにとって、古巣サンとの対戦は特別な意味を持つものでした。両選手ともサンで素晴らしいキャリアを築きましたが、この試合では感傷に浸ることなく、現所属チームのために全力を尽くしました。
マーキュリーは9勝4敗というホームでの好成績を維持し、プレーオフでのホームコートアドバンテージ獲得に向けて重要な1勝を手にしました。現在4位につけていますが、3位のドリームとは0.5ゲーム差、5位のフィーバーとも0.5ゲーム差という激戦区での戦いが続いています。
一方のサンは、今季わずか1勝11敗というアウェイでの苦戦が続いており、この試合も9連敗となってしまいました。しかし、最近の戦いぶりを見る限り、チームは確実に成長を見せており、今後の巻き返しが期待されます。
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