インディアナ・フィーバーが水曜日の練習中に、ベテランガードのシドニー・コルソンの36歳の誕生日を特別な方法で祝いました。チームが用意したユニークなサプライズに、スーパースターのケイトリン・クラークも困惑しながら参加し、チームの絆の深さを示す心温まる瞬間となりました。
一風変わった誕生日サプライズ
フィーバーは木曜日のフェニックス・マーキュリー戦に向けてアリゾナに滞在中で、水曜日にPHXアリーナで練習を行いました。この練習セッションが、コルソンへの特別なサプライズの舞台となったのです。
チームはインスタグラムで、歌手を雇ってコルソンのために歌うサプライズの様子を動画で公開しました。「唯一無二の@sydjcolsonのための、唯一無二のサプライズ。チームは彼女の誕生日のために歌のテレグラムを用意しました」と投稿されています。
サプライズの内容は、プロの歌手がコルソンのために歌を披露するというもので、チーム全員がジャーニーの名曲「Don’t Stop Believin’」を一緒に歌いました。コルソンは明らかに感動し、チームメイト一人一人にハグをして回りました。
クラークの困惑と愛情
23歳のケイトリン・クラークは、この祝賀会に参加しただけでなく、実際にイベントのリーダーの一人でした。クラークは携帯電話を取り出して、特別なパフォーマンスを楽しむコルソンの動画を撮影している姿が目撃されました。
クラークはその動画を自身のインスタグラムストーリーに投稿しましたが、正直な感想も添えました。「何が起きているのかよく分からないけど、誕生日おめでとう@sydjcolson」とキャプションを付けています。
この率直なコメントは、サプライズの独特さを物語っていますが、同時にクラークがベテランのチームメイトを祝福する温かい気持ちも表現されています。
チームの結束力を示す瞬間
このサプライズは、フィーバーのチーム内の強い絆を示す象徴的な出来事となりました。特に印象的だったのは、若手スターのクラークがベテラン選手の誕生日祝いに積極的に参加し、リーダーシップを発揮していたことです。
身長173cm(5フィート8インチ)のコルソンは、チームの中でも経験豊富な選手として重要な役割を果たしています。36歳という節目の誕生日を、チーム全体でこのように特別な方法で祝うことは、フィーバーの家族のような雰囲気を表しています。
クラークの欠場とチームの課題
残念ながら、クラークは木曜日のマーキュリー戦も欠場することが発表されています。鼠径部の再負傷により、すでに9試合連続で欠場しており、現在のところ復帰の時期は未定です。
前年度のWNBA新人王であるクラークの長期離脱は、チームにとって大きな痛手です。フィーバーは火曜日にロサンゼルス・スパークスに敗れ、最近の5連勝が止まったばかりで、クラーク不在の中でチームを立て直す必要があります。
しかし、このような心温まるチームイベントは、困難な時期にあってもチームの結束を強める重要な要素となっています。コルソンへのサプライズは、単なる誕生日祝いを超えて、チームの一体感を高める貴重な機会となりました。
クラークの「何が起きているのか分からない」という素直な反応も含めて、この出来事はフィーバーというチームの人間味あふれる一面を見せてくれました。勝利を追求するプロフェッショナルな側面と、家族のような温かさを持つチームの両面が、このサプライズに凝縮されていたのです。
引用: yardbarker

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