試合展開
8月9日、アーリントンで行われたWNBA戦で、ニューヨーク・リバティがダラス・ウィングスを88-77で下し、見事3連勝を達成しました。リバティは前半から主導権を握り、特に第3クォーター以降で差を広げる展開となりました。
試合序盤からリバティが積極的な攻撃を仕掛け、ウィングスの守備陣を翻弄しました。メースマンとフィービッヒを中心とした前線の選手たちがボールを丁寧に回し、確実に得点を重ねていく戦術が功を奏しました。一方のウィングスは、オグンボワレとジーグリストが奮闘したものの、チーム全体での連携に課題が見られました。
後半に入ってもリバティのペースは変わらず、特に第4クォーターでは10点以上のリードを保ちながら試合をコントロールしました。ウィングスも最後まで諦めずに追い上げを見せましたが、リバティの堅い守備と確実な得点力の前に及びませんでした。
注目選手・スタッツ
ニューヨーク・リバティ
- サブリナ・イオネスク:16得点
- エマ・メースマン:14得点、8リバウンド、7アシスト、3スティール
- レオニー・フィービッヒ:14得点
- ジョンケル・ジョーンズ:14得点
- ナターシャ・クラウド:10得点
- マリーン・ヨハネス:10得点
ダラス・ウィングス
- アリケ・オグンボワレ:17得点
- マディ・ジーグリスト:15得点(ベンチから)
- マイーシャ・ハインズ・アレン:12得点、7リバウンド
リバティは6人の選手が2桁得点を記録する非常にバランスの取れた攻撃を展開しました。特にメースマンのオールラウンドなプレーが光り、得点だけでなくリバウンドとアシストでもチームに大きく貢献しました。
試合後のコメント
今回の試合では公式の試合後コメントは確認できませんでしたが、リバティにとってこの勝利は非常に重要な意味を持ちます。現在20勝10敗の成績で東地区2位に位置し、プレーオフ進出に向けて大きく前進しました。
一方のウィングスは8勝23敗となり、今シーズンの苦戦が続いています。しかし、オグンボワレやジーグリストなど個人では光るプレーを見せており、来シーズンに向けた希望の光も見えています。
この勝利でリバティは3連勝を達成し、チーム全体の士気も高まっています。特にメースマンの復帰以降、攻撃のバリエーションが格段に増えており、プレーオフでの活躍が期待されます。

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