8月13日、ワシントンD.C.のケアファーストアリーナで行われた一戦で、ゴールデンステート・ヴァルキリーズがワシントン・ミスティクスを88-83で下し、3連勝を飾りました。
試合展開
試合開始から1分余りでザンダラシーニがスリーポイントを決めて5-2とリードを奪うと、ヴァルキリーズはその後一度もリードを譲ることはありませんでした。第1クォーターでヴァルキリーズは11本中9本のフィールドゴールを成功させ、30-12という大量リードを築きます。
その後も順調にリードを保っていたヴァルキリーズですが、第4クォーターにミスティクスが29-9のランを見せて猛追します。シトロンがスリーポイントプレーを決め、さらにスリーポイントも沈めると、残り53.8秒でサットンへのアシストからスリーポイントが決まり、86-83まで詰め寄られました。
しかし、残り15.4秒でヘイズがフリースロー2本を確実に決め、ヴァルキリーズが逃げ切りに成功しました。
注目選手・スタッツ
ゴールデンステート・ヴァルキリーズ
- ヴェロニカ・バートン:30得点(キャリアハイ)、7リバウンド、7アシスト、スリーポイント6本成功(キャリアハイ)、FG 10/13
- セシリア・ザンダラシーニ:20得点、スリーポイント6本成功
- ティファニー・ヘイズ:14得点
- ジャネル・サラウン:11得点
- チームとしてスリーポイント15本成功(フランチャイズ記録)、スリーポイント成功率46.7%(フランチャイズ記録)
ワシントン・ミスティクス
- サグ・サットン:15得点、7アシスト
- ソニア・シトロン:15得点(第4クォーターで13得点)
- キキ・イリアフェン:14得点、10リバウンド(今シーズン10回目のダブルダブル)
- エミリー・エングスラー:13得点(FG 5/5)、スリーポイント3本成功
- ジェイド・メルボルン:10得点
試合後のコメント
この試合でキャリアハイの30得点を挙げたバートンは、フィールドゴール成功率76.9%という驚異的な数字を残しました。エクスパンションチームのヴァルキリーズは今シーズン対ミスティクス戦で3戦全勝を記録し、17勝15敗として着実に成長を見せています。
一方のミスティクスは14勝18敗となり、直近6試合で5敗と苦しい状況が続いています。前戦でダラスに91-78で勝利し、ルーキーのイリアフェンがキャリアハイ23得点を記録していただけに、連勝を逃したのは痛手となりました。
両チームは次戦、8月16日(金曜日)にそれぞれアウェイゲームに臨みます。ミスティクスはインディアナへ、ヴァルキリーズはシカゴでスカイと対戦します。

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