試合展開
ワシントン・ミスティクスが8月15日、インディアナ・フィーバーとのアウェー戦で88-84の接戦を制しました。
試合は序盤からフィーバーがリードを奪い、第1クォーターは23-16でホームチームが先行しました。ボストンとミッチェルを中心にバランスの取れた攻撃で、エマージェンシー契約で加入したオデッセイ・シムズも5点を記録し、良いスタートを切ります。
第2クォーターに入ると、ミスティクスのルーキー、ソニア・シトロンが攻撃を牽引しました。7点と3アシストを記録し、チームを支えましたが、前半終了時点では45-40でフィーバーがリードを保ちます。
第3クォーターでミスティクスが反撃を開始します。イリアフェンとシトロン、そしてアリーシャ・クラークの活躍により22-19でこのクォーターを取り、64-62の僅差で最終クォーターへ突入しました。
第4クォーターは序盤6分間は守備的な展開となりましたが、その後シトロンとイリアフェンが爆発します。二人で13点中11点を挙げ、残り4分16秒で75-69とミスティクスがリードを奪いました。シトロンは残り3分39秒で3本目の3ポイントシュートを決め、80-71とリードを広げます。
しかし、その後ミスティクスはフィールドゴールが決まらず、サグ・サットンが残り59.8秒でバスケットを決めるまで得点が止まります。フィーバーは残り22.6秒でミッチェルがレーンに切り込みますが、レイアップを外してしまいます。ジェイド・メルボルンがファウルを受けてフリースローを1本決め、4点差に。
ボストンは残り5.9秒で素早くレイアップを決めて2点差に迫りますが、メルボルンが再びファウルを受け、フリースロー2本を決めて勝利を確定させました。
注目選手・スタッツ
ワシントン・ミスティクス
- ソニア・シトロン:21得点、3本の3ポイントシュート成功、第4クォーターで12得点
- キキ・イリアフェン:18得点、12リバウンドのダブルダブル、シーズン初の3ポイントシュート成功
- サグ・サットン:13得点、終盤の重要なバスケット
- アリーシャ・クラーク:11得点(チーム加入4試合目)
インディアナ・フィーバー
- アライア・ボストン:20得点、9リバウンド、1アシスト
- ケルシー・ミッチェル:14得点、9アシスト(ケイトリン・クラーク不在でポイントガードを担当)
- ナターシャ・ハワード:11得点
- オデッセイ・シムズ:11得点、3アシスト、2リバウンド(フィーバーでのベストゲーム)
- ダミリス・ダンタス:10得点(第3クォーター終了ブザーで3ポイントシュート成功)
※ケイトリン・クラークは右鼠径部の負傷により今季21試合目の欠場
試合後のコメント
この試合でミスティクスのルーキーコンビ、シトロンとイリアフェンが躍動しました。シトロンは第4クォーターで12得点を挙げる活躍を見せ、イリアフェンもダブルダブルを記録し、チームの勝利に大きく貢献しています。
ミスティクスは15勝18敗となり、プレーオフ争いを続けています。一方、フィーバーは18勝16敗となりました。クラークの長期離脱が続く中、チームは苦戦を強いられていますが、ボストンとミッチェルを中心に奮闘を続けています。
両チームのルーキーたちが今後のWNBAを担う存在として注目される一戦となりました。

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