試合展開
ロサンゼルス・スパークスが8月15日、アーリントンのカレッジ・パーク・センターでダラス・ウィングスを97-96という僅差で下しました。この試合は最後の最後まで勝敗が分からない、手に汗握る展開となりました。
スパークスは試合序盤からリードを保ち、攻撃のリズムを掴んでいました。第3クォーターまでは比較的安定した試合運びを見せていましたが、第4クォーターに入るとウィングスが猛追を開始します。ウィングスは一時19-0というランを見せ、試合の流れを一気に引き寄せました。
しかし、スパークスは冷静に対応し、重要な場面でのプレーを決めていきます。試合終了間際、ウィングスにはペイジ・ベッカーズによる同点または逆転の3ポイントシュートのチャンスがありましたが、このシュートは外れ、スパークスが辛くも勝利を手にしました。
この勝利により、スパークスは15勝17敗となり、プレーオフ争いで重要な1勝を追加しました。一方のウィングスは厳しいシーズンが続いており、ウェスタン・カンファレンスで下位に低迷しています。
注目選手・スタッツ
ロサンゼルス・スパークス
- ケルシー・プラム:28得点、攻撃の中心として大活躍
- ディアリカ・ハンビー:20得点、10リバウンドのダブルダブル
- アズラ・スティーブンス:17得点を記録
- リケア・ジャクソン:16得点で勝利に貢献
ダラス・ウィングス
- マディ・シーグリスト:22得点(キャリアハイタイ)
- リー・ユエル:20得点の好パフォーマンス
- ペイジ・ベッカーズ:16得点、8アシストと奮闘
- アリケ・オグンボワレ:右膝の痛みで欠場
試合後のコメント
ウィングスのマディ・シーグリストは試合後、「最も重要なのは勝利を掴むことでした。アリケなしでの試合でしたから、みんなでステップアップする必要があることは分かっていました。シュートが入るのは気分がいいですが、もっと安定したプレーをしていきたいです」と語りました。
スパークスにとって、この勝利は過去1ヶ月で最もホットなチームの一つとしての地位を維持する重要な1勝となりました。チームは過去15試合で12勝3敗という素晴らしい成績を残しており、この期間中のWNBAトップの平均得点91.3点を記録しています。プレーオフ8位のシアトル・ストームを追いかける重要な局面で、この接戦を制したことは大きな意味を持ちます。
一方のウィングスは、過去9試合で2勝目を挙げることはできませんでしたが、最後まで諦めない姿勢を見せました。特にベッカーズの奮闘は光るものがあり、最後の3ポイントシュートが決まっていれば試合の行方は分からなかったでしょう。

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