試合展開
ニューヨーク・リバティが8月19日にブルックリンのバークレイズ・センターで行われた試合で、ミネソタ・リンクスを85-75で破り、今シーズンのリンクス戦で初勝利を飾りました。
リバティは第1クォーターから積極的な攻撃を見せ、一時は12点のリードを築きました。第1クォーターを24-20でリードすると、第2クォーターでも攻撃の手を緩めず、ハーフタイムまでに48-37と11点のリードを保ちました。
第3クォーターにリンクスが反撃を開始し、ヒーデマンのスリーポイントシュートなどで追い上げを見せました。リンクスの猛追により第4クォーター開始時には66-60まで差を縮められましたが、リバティは冷静に対応しました。
第4クォーターの終盤、リンクスが4点差まで迫る場面もありましたが、イオネスクが決定的なスリーポイントシュートを決めてリードを広げます。試合終了間際にもイオネスクが深い位置からスリーポイントシュートを決め、さらにファウルをもらうアンドワンプレーで勝利を確実なものにしました。最後はバークの得点で85-75の勝利を収めました。
注目選手・スタッツ
ニューヨーク・リバティ
- ジョンケル・ジョーンズ: 22得点、10リバウンドのダブルダブル。第1クォーターから攻撃をリードし、チーム最多得点を記録
- サブリナ・イオネスク: 17得点、11アシストのダブルダブル。クラッチタイムに決定的なスリーポイントシュートを複数決め、勝利に貢献
- エマ・ミーセマン: スタメン出場で攻守に貢献
- ケネディ・バーク: 試合終盤に貴重な得点を追加
ミネソタ・リンクス
- コートニー・ウィリアムズ: チーム最多タイの17得点
- ナティーシャ・ヒーデマン: 16得点、第3クォーターの追い上げをリード
- ジェシカ・シェパード: 10リバウンド
- ディジョナイ・キャリントン: ベンチから7得点
試合後のコメント
両チームともエースを欠いての対戦となりました。リンクスはMVP候補のナフィーサ・コリアーが右足首の捻挫で5試合目の欠場、リバティもブリアナ・スチュワートが右膝の骨挫傷で欠場が続いています。
この試合でリバティは今シーズンのリンクス戦4試合目にして初勝利を挙げ、シーズンスイープを回避しました。満員のバークレイズ・センターのファンは、イオネスクの終盤のスリーポイントシュートに大歓声を送り、チームの勝利を祝いました。
リバティは22勝13敗で東カンファレンス首位の座を守り、リンクスは28勝6敗でリーグ首位をキープしています。両チームは昨年のWNBAファイナルで対戦し、リバティが優勝を果たしましたが、今シーズンのレギュラーシーズンシリーズはリンクスが3勝1敗で勝ち越しています。

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