試合展開
8月19日(現地時間)、ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで行われたラスベガス・エーシズ対アトランタ・ドリームの一戦は、プレーオフのポジション争いにも大きく影響する重要な対戦となりました。
試合は終始接戦となり、両チームともに一歩も譲らない展開が続きました。第1クォーターから両チームのディフェンスが光り、得点が伸び悩む展開となりました。エーシズはエイジャ・ウィルソンを中心に攻撃を組み立て、ドリームもアリーシャ・グレイとライン・ハワードのコンビで対抗しました。
第4クォーターに入っても接戦は続き、一進一退の攻防が繰り広げられました。残り時間が少なくなる中、エーシズはウィルソンの個人技と、チェルシー・グレイの巧みなゲームメイクで徐々にリードを広げました。ドリームも最後まで食らいつきましたが、わずか2点差でエーシズが逃げ切る形となりました。
この勝利により、エーシズは8連勝を達成し、シーズン通算成績を22勝14敗に伸ばしました。一方のドリームは22勝13敗となり、プレーオフに向けて貴重な1敗を喫することになりました。
注目選手・スタッツ
ラスベガス・エーシズ
- エイジャ・ウィルソン:32得点、12リバウンド、5ブロック
- チェルシー・グレイ:ゲームをコントロールし、チームメイトへの絶妙なアシストを演出
- ジャッキー・ヤング:両サイドからの得点で貢献
- キアスタン・ベル:3ポイントシュートで重要な得点を記録
アトランタ・ドリーム
- ライン・ハワード:14得点、6アシスト、5リバウンド
- アリーシャ・グレイ:13得点(シュート成功率は3/13と苦戦)
- ブリオナ・ジョーンズ:13得点、9リバウンド
- ブリトニー・グライナー:ベンチから出場し、インサイドで存在感を発揮
試合後のコメント
エーシズのベッキー・ハモン監督は「私たちはより多くパスを回すようになり、それがより多くの勝利につながっています。正しい方法でプレーすれば、みんなが活躍できることを知っています」と、チームの成長を強調しました。
エイジャ・ウィルソンはキャリア通算116回目のダブルダブルを記録し、そのうち33回は30得点10リバウンド以上という驚異的な成績を残しています。MVP候補として相応しいパフォーマンスを見せ続けています。
エーシズは8月に入ってから9勝1敗という素晴らしい成績を残しており、プレーオフに向けて最高の形で調整を進めています。次回、両チームは8月27日にアトランタで再戦することになっており、シーズンシリーズの行方が注目されます。

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