WNBAレギュラーシーズンも残り1か月を切り、プレーオフ進出をかけた熾烈な争いが繰り広げられています。13チーム中10チームがプレーオフ圏内を狙える位置におり、火曜日には5試合が組まれる大勝負の一日となります。ミネソタ・リンクスが早々にプレーオフ進出を決めた一方で、他のシード権争いは混戦模様です。
試合展開
火曜日の注目カードは、首位を独走するミネソタ・リンクス(28勝5敗)と3位のニューヨーク・リバティ(21勝13敗)の対戦です。リンクスは土曜日にリバティを第4クォーターの逆転で破り、今季3度目の勝利を収めました。驚くべきことに、MVPレースをリードするナフィーサ・コリアー抜きでの勝利でした。
ラスベガス・エーシズ(21勝14敗)は日曜日に7連勝を達成し、2位争いに急浮上しています。アトランタ・ドリーム(22勝12敗)とフェニックス・マーキュリー(20勝13敗)も日曜日に重要な勝利を収め、上位シード権を巡る争いは一層激しさを増しています。
インディアナ・フィーバー(19勝16敗)は、日曜日のコネティカット・サン戦でフランチャイズ史上最大となる21点差の逆転劇を演じ、オーバータイムで勝利。6位に浮上しました。一方、ゴールデンステート・バルキリーズ(18勝16敗)は4連勝がストップし、7位に後退しています。
注目選手・スタッツ
- ミネソタ・リンクス – 28勝5敗、6連勝中、2位に6.5ゲーム差の独走状態
- ナフィーサ・コリアー(リンクス) – 8月2日から足首の捻挫で離脱中、MVP最有力候補
- ラスベガス・エーシズ – 21勝14敗、驚異の7連勝で5位から急浮上
- インディアナ・フィーバー – フランチャイズ史上最大21点差からの逆転勝利
- シアトル・ストーム – 17勝18敗、直近8試合で7敗と失速
- ワシントン・ミスティックス – 16勝18敗、直近4試合で3勝と調子上向き
プレーオフ最後の1枠を巡って、シアトル・ストーム、ロサンゼルス・スパークス(16勝18敗)、ワシントン・ミスティックスの3チームがわずか0.5ゲーム差でひしめき合っています。
試合後のコメント
プレーオフは上位8チームが進出し、カンファレンスに関係なく順位が決定されます。第1ラウンドは3戦制、準決勝は5戦制、そして今季からファイナルは7戦制となっています。
レギュラーシーズンは9月11日に終了し、プレーオフは9月14日に開幕します。ファイナル最終日は10月19日に設定されています。
残り試合数が各チーム12試合未満となる中、特に注目すべきは、怪我人続出のニューヨーク・リバティがブリアナ・スチュワートの復帰を待ち望んでいる点です。ディフェンディングチャンピオンとして、彼女の存在は不可欠です。
一方、ダラス・ウィングス(9勝26敗)、シカゴ・スカイ(8勝25敗)、コネティカット・サン(6勝27敗)の3チームは既にプレーオフ進出の可能性が消滅し、来季のドラフトロッタリーに向けて準備を進めています。
火曜日の5試合すべてがプレーオフの行方を左右する重要な一戦となります。特にリンクス対リバティの再戦は、両チームの実力を測る絶好の機会となるでしょう。
引用: cbssports

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