試合展開
フェニックス・マーキュリーがホームでゴールデンステート・ヴァルキリーズを81対72で下し、シーズン対戦成績を3勝0敗として完全制覇を達成しました。前日にラスベガス・エーシズに61対83で大敗し、今シーズン最少得点を記録したマーキュリーでしたが、この試合では見事に立ち直りを見せました。
第4クォーター残り8分59秒、トーマスがリバウンドを取った瞬間、今シーズン6度目となるトリプルダブルが確定しました。その直後のオフェンスで、トーマスはモニーク・アコア・マカニの3ポイントシュートをアシストし、71対56とリードを広げる場面を演出しました。ヴァルキリーズも必死に追い上げを図りましたが、マーキュリーの堅い守備を崩すことはできませんでした。
注目選手・スタッツ
- アリッサ・トーマスが13得点、12リバウンド、キャリアハイタイの16アシストでトリプルダブルを達成しました
- これはトーマスのキャリア通算17度目のトリプルダブルです
- 今シーズン6度目のトリプルダブルは、2023年の自身の記録に並ぶWNBAシングルシーズン記録です
- モニーク・アコア・マカニがチーム最多の18得点、3ポイント4本成功を記録しました
- デワナ・ボナーも3ポイント4本を含む14得点を挙げました
- マーキュリーはチーム全体で14本の3ポイントシュートを成功させました
- ジャネル・サラウンがヴァルキリーズ最多の15得点を記録しました
- ヴェロニカ・バートンが11得点、8アシストを記録しました
試合後のコメント
トーマスの16アシストは、フランチャイズ新記録となる快挙でした。前日の大敗から立ち直り、チーム全体で素晴らしいバスケットボールを展開したマーキュリーは、プレーオフに向けて良い流れを作ることに成功しました。特に3ポイントシュートが面白いように決まり、オフェンスのリズムが戻ってきたことが勝利の大きな要因となりました。
ヴァルキリーズにとっては、レギュラーシーズンでマーキュリーに3連敗という厳しい結果となりました。両チームは3日後に再びフェニックスで対戦することになっており、ヴァルキリーズにとってはリベンジの機会となります。
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