試合展開
シアトル・ストームがアーリントンのカレッジパークセンターでダラス・ウィングスを95対60で圧倒し、レギュラーシーズンの対戦成績を3勝1敗としました。試合序盤、ウィングスが5対0でリードしましたが、ストームはすぐに反撃を開始します。11対0のランを見せて逆転すると、第1クォーター終了時には28対16と大きくリードを広げました。
第2クォーターでウィングスが39対32まで追い上げる場面もありましたが、ストームは冷静に対処し、前半を48対34で折り返しました。後半に入ってもストームの勢いは止まらず、第3クォーター開始早々に5連続得点を決めて55対36とし、その後も着実に点差を広げていきました。最終的には35点差という今シーズン2番目に大きな勝利マージンを記録しました。
注目選手・スタッツ
- ドミニク・マロンガがキャリアハイタイの22得点、9リバウンド、3ブロックを記録しました
- マロンガはフィールドゴール12本中10本成功という高確率を記録しました
- エリカ・ウィーラーがベンチから17得点、4アシスト、3ポイント4本成功を挙げました
- ティファニー・ミッチェルもベンチから11得点を追加しました
- ストームのベンチ陣が合計62得点を記録し、相手チーム全体の得点を上回る史上初の快挙を達成しました
- エジ・マグベゴーがキャリア通算1200リバウンドを達成し、フランチャイズ史上4位となりました
- ンネカ・オグミケが前半で2スティールを記録し、キャリア通算200試合目のマルチスティールゲームを達成しました
- マディ・シーグリストがウィングス最多の12得点、5リバウンドを記録しました
- ペイジ・ベッカーズは前半11得点に終わり、後半は無得点でした
- ヘイリー・ジョーンズがキャリアハイの10リバウンドを記録しました
試合後のコメント
ストームのノエル・クイン監督は、ベッカーズに対する守備について詳しく語りました。ブリトニー・サイクスが非常にフィジカルにプレーし、ベッカーズのスペースを奪い続けたことが成功の鍵だったと分析します。また、チーム全体での守備ローテーションが機能し、前回の試合で44得点を記録したベッカーズを完全に封じ込めることに成功したと評価しました。
ウィングスはベッカーズがルーキーシーズン通算581得点を記録し、ダイアナ・タウラシとアリヤ・ボストンを抜いて歴代10位に浮上しましたが、30試合連続2桁得点は達成したものの、チームとしては厳しい結果となりました。ウィングスのクリス・コクラネス監督は、次の試合に向けて異なるエネルギーと努力で臨む必要があると強調しました。

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