試合展開
8月23日、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで行われた一戦で、コネチカット・サンがシカゴ・スカイを94-84で下しました。
試合序盤からサンが主導権を握りました。第1クォーターでサンは61%という驚異的なフィールドゴール成功率を記録し、18本中11本を成功させ、3ポイントシュートも3本決めました。
第3クォーター残り3分21秒の時点で、サンは21点差という大量リードを築きました。しかし、スカイは諦めることなく猛追を開始し、第4クォーター残り5分の時点で4点差まで詰め寄りました。
この重要な局面で、ブリア・ハートリーが残り2分で3ポイントシュートを決め、89-79として事実上試合を決定づけました。ハートリーはこの日9本中8本という驚異的なシュート成功率を記録し、3ポイントシュートも3本すべて成功させました。
最終的にサンは94-84で勝利を収め、シーズン最高の3連勝を達成しました。
注目選手・スタッツ
コネチカット・サン
- ティナ・チャールズ: 23得点、10リバウンドでキャリア200回目のダブルダブル達成(WNBA史上最多記録)
- ブリア・ハートリー: 23得点(フィールドゴール9本中8本成功、3ポイント3本中3本成功)
- マリーナ・マブレー: 20得点
- サニヤ・リバーズ: ベンチから13得点
シカゴ・スカイ
- キア・ナース: 19得点(第4クォーターで10得点)、前半最後の1分で2本の3ポイントシュートを決めて得点を開始
- エンジェル・リース: リバウンドで貢献
- カミラ・カルドソ: インサイドでプレゼンス発揮
- アニーサ・モロー: 3ポイントシュートで貢献
チーム統計
- サンは相手のターンオーバーから26得点を獲得
- スカイは17個のターンオーバー
- スカイは3ポイントシュート19本中9本成功、フリースロー26本中15本成功
- サンは9勝27敗でシーズン3度目のロード勝利
- スカイも9勝27敗
試合後のコメント
サンのラシッド・メジアーヌ監督は、チームの3連勝について満足感を示しました。特にロードでの勝利が今シーズン3度目であることは、チームにとって大きな前進です。
一方、スカイのタイラー・マーシュ監督は、チームの粘り強さを評価しながらも、ターンオーバーの多さが敗因となったことを認めました。
チャールズは200回目のダブルダブル達成について特別なコメントは控えましたが、チームメイトたちは彼女の偉業を称えました。WNBAキャリアでダブルダブルのリーダーとなった彼女の記録は、今後も破られることは難しいでしょう。

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