試合展開
8月24日、テキサス州アーリントンのカレッジパークセンターで行われた一戦で、ゴールデンステート・バルキリーズがダラス・ウィングスを90-81で下しました。
第1クォーター、バルキリーズが素晴らしいスタートを切りました。最初の10本の3ポイントシュートのうち5本を成功させ、11点差のリードを築いて第1クォーターを終えました。
第2クォーターではウィングスが反撃に転じました。26-13という大差でこのクォーターを制し、前半を38-36の2点リードで折り返しました。ミイシャ・ハインズ=アレンとエイミー・オコンクウォが合わせて23得点を挙げ、ウィングスの前半38得点に大きく貢献しました。今シーズン12回目となる前半リードは、ダラスにとって貴重なものでした。
しかし、第3クォーターから再びバルキリーズがペースを掴みました。特に第4クォーターでは、残り7分53秒にベロニカ・バートンがレイアップを決めて10-0のランを完成させ、69-55と試合最大の14点差をつけました。
ウィングスはその後も追い上げを試みましたが、バルキリーズの堅い守備を崩すことができず、最終的に90-81でバルキリーズが勝利を収めました。
注目選手・スタッツ
ゴールデンステート・バルキリーズ
- ベロニカ・バートン: 25得点、13アシスト、キャリアハイの4ブロック、今シーズン4度目のダブルダブル
- イリアナ・ルパート: キャリアハイタイの17得点
- カイラ・チャールズ: キャリアベストタイの16得点
- ケイト・マーティン: 12得点(3ポイントシュート4本成功)、第4クォーターで重要な役割
ダラス・ウィングス
- ペイジ・ベッカーズ: 9得点(フィールドゴール12本中3本のみ成功)、30試合連続2桁得点が途絶える
- マディ・シーグリスト: 16得点
- ミイシャ・ハインズ=アレン: 15得点
- エイミー・オコンクウォ: キャリアハイの12得点(WNBA2試合目の出場)
- グレース・バーガー: 11得点
チーム状況
- バルキリーズは19勝18敗で3連敗をストップ、プレーオフ最後の8位枠でスパークスに1ゲーム差をつける
- ウィングスは9勝28敗で5連敗、過去11試合で10敗目
- ウィングスはJJ・クイナリー(膝)、リー・ユエル(膝)、アリケ・オグンボワレ(膝)が欠場
- バルキリーズはわずか8人の選手でプレー
試合後のコメント
バートンは試合後、「プレーオフに向けたバスケットボールになってきています。だから、すべての勝利が本当に重要で、すべての試合が超重要です。私たちはそれを理解していると思います」と語りました。
バルキリーズのナタリー・ナカセ監督は、ケイト・マーティンについて「彼女は新鮮な脚を持っていました。リバウンドに少し早く到達し、シュートを決めていました」と評価しました。
この勝利により、バルキリーズは9月14日に始まるプレーオフへの出場に向けて重要な一歩を踏み出しました。

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