試合展開
月曜日の夜、ウィントラスト・アリーナで行われた一戦で、ラスベガス・エーシズがシカゴ・スカイを79対74で下し、今季2番目のチームとしてWNBAプレーオフ進出を決めました。エーシズ(25勝14敗)はこれで11連勝となりました。
前半は、ジャッキー・ヤングが驚異的なパフォーマンスを披露しました。前半最後の12得点をすべて彼女が決め、特に前半終了0.2秒前のスリーポイントシュートで44対32とリードを広げました。前半だけで20得点(シュート10本中8本成功、スリーポイント5本中4本成功)という圧巻の内容でした。
第4クォーター残り2分37秒、エンジェル・リースのファストブレイクからのレイアップで、スカイが74対73と試合開始以来初めてリードを奪いました(開始時の7対5以来)。しかし、その後チェルシー・グレイがスリーポイントを決めて76対74と逆転。続くポジションでエイジャ・ウィルソンがフリースローライン付近からジャンパーを沈め、エーシズが逃げ切りました。
注目選手・スタッツ
ラスベガス・エーシズ
- ジャッキー・ヤング:22得点、7アシスト
- エイジャ・ウィルソン:18得点、9リバウンド
- チェルシー・グレイ:14得点、7アシスト
- ナリッサ・スミス:10得点
シカゴ・スカイ
- アリエル・アトキンス:シーズンハイ30得点
- カミーラ・カルドソ:19得点、10リバウンド(ダブルダブル)
- エンジェル・リース:10得点、17リバウンド(今季リーグトップ20回目のダブルダブル達成、キャリア2年目までのダブルダブル数でティナ・チャールズの45回を超える新記録)
試合後のコメント
ハーフタイムには、キャンディス・パーカーの背番号3がウィントラスト・アリーナの天井に掲げられる引退セレモニーが行われました。2021年にスカイを優勝に導いたパーカーのジャージーは、チャンピオンシップバナーと並んで永久欠番となりました。今夏、ロサンゼルス・スパークスでも背番号引退を果たしており、WNBAで2チームから背番号を引退された2人目の選手となります(1人目はコネチカットとミネソタで引退されたリンジー・ホエイレン)。
特別な夜となったシカゴでしたが、エーシズの勢いを止めることはできませんでした。エーシズは11連勝でプレーオフ進出を決め、優勝争いに向けて好調を維持しています。一方、スカイ(9勝28敗)は厳しいシーズンが続いていますが、リースの記録的な活躍が明るい材料となっています。

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