試合展開
インディアナ・フィーバーは8月26日、ホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでシアトル・ストームを95-75で撃破しました。
試合開始早々、オデッセイ・シムズがジャンプボールを奪取し、わずか4秒で先制点を挙げるなど、フィーバーは序盤から勢いに乗りました。第1クォーターはケルシー・ミッチェルが12得点を挙げる活躍で26-20とリードを奪います。
第2クォーターでも攻撃の手を緩めず、レクシー・ハルのスリーポイントシュートなどで最大13点差まで広げ、前半を50-39で折り返しました。フィーバーは前半で11本中6本のスリーポイントを成功させる高確率を記録しています。
後半に入ると、フィーバーは第3クォーター開始早々に14-4のランでリードを64-43まで広げます。アリーヤ・ボストンが第3クォーターだけで10得点を追加し、74-56で最終クォーターへ。第4クォーターでも15-3のスタートダッシュを決め、最大30点差まで広げる完勝でした。
注目選手・スタッツ
- アリーヤ・ボストンが27得点9リバウンドの大活躍。18本中10本成功の高確率でペイントを支配しました
- オデッセイ・シムズが22得点を記録。ディープスリーも決めるなど、多彩な得点パターンを披露しました
- ケルシー・ミッチェルが21得点。前半16得点でチームを牽引し、今季のフィーバー史上最多得点記録を更新しました
- レクシー・ハルが9リバウンドを記録し、チームのリバウンド42-21の圧倒的優位に貢献しました
- ケイトリン・クラークは右鼠径部の怪我で16試合連続欠場となりました
- シアトルはヌネカ・オグウミケが17得点、ブリトニー・サイクスが12得点に留まりました
試合後のコメント
試合後の記者会見で、ヘッドコーチのステファニー・ホワイトは、アリーヤ・ボストンとオデッセイ・シムズの活躍について言及しました。ボストンはチームの要として安定したプレーを見せ、シムズは新加入ながらチームに即座にフィットしたことが勝利に繋がったとのことです。
この勝利により、フィーバーは20勝18敗となり、プレーオフ争いで重要な6位に浮上しました。シアトル(20勝19敗)とゴールデンステート(19勝18敗)を抜き、プレーオフ進出に向けて大きく前進しています。残り6試合という重要な局面で、フィーバーはシーズンシリーズ3戦全勝という完璧な結果でストームを圧倒しました。
今後フィーバーは西海岸遠征に出発し、ロサンゼルス・スパークス、ゴールデンステート・バルキリーズという直接のライバルチームとの対戦が控えています。プレーオフ進出をかけた重要な戦いが続きます。

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