8月29日、ゲートウェイセンター・アリーナで行われたWNBAの試合で、アトランタ・ドリームがダラス・ウィングスを100-78で下し、2025年シーズンのプレーオフ進出を決めました。この勝利により、ドリームは11度目のプレーオフ進出を果たし、レギュラーシーズンの対戦成績でもウィングスを3勝1敗で上回りました。
試合展開
アトランタ・ドリームは序盤から主導権を握り、第1クォーターを19-21で僅かにリードされたものの、第2クォーターで30-19と大きく点差を広げました。第3クォーターも22-27と安定した攻撃を続け、最終第4クォーターでは29-11という圧倒的なスコアで試合を締めくくりました。
ダラス・ウィングスは今シーズン多くの怪我人に悩まされ続けており、この試合でも8名のケガ人リストを抱える厳しい状況での戦いとなりました。チームは107試合分の欠場という記録的な怪我の影響を受けながらも最後まで諦めずに戦いましたが、ドリームの勢いを止めることはできませんでした。
注目選手・スタッツ
・ライン・ハワード：24得点、4リバウンド、5アシスト、6ブロック、6本の3ポイント成功 ・アリーシャ・グレイ：19得点、4リバウンド、5アシスト
・ブリオナ・ジョーンズ：16得点 ・テ・ヒナ・パオパオ：14得点 ・ブリトニー・グライナー：ベンチから11得点
特にライン・ハワードのパフォーマンスが際立ち、キャリアハイとなる6ブロックと6本の3ポイントシュート成功という記録的な活躍を見せました。一方のダラス・ウィングスは、シーズン序盤からのけが人続出で本来の力を発揮できない状況が続いています。
試合後のコメント
試合後、アトランタ・ドリームの関係者からは「この勝利でプレーオフ進出が決まり、チーム一丸となって戦った結果です。ライン・ハワードの素晴らしいプレーに支えられました」とのコメントがありました。
ダラス・ウィングス側からは「けがの影響で厳しいシーズンが続いていますが、最後まで戦い抜く姿勢を見せることができました。来シーズンに向けて経験を積むことができました」との前向きなコメントが聞かれました。
この勝利により、アトランタ・ドリームは24勝14敗でプレーオフ進出を確定させ、一方のダラス・ウィングスは9勝30敗で7連敗となり、今シーズンのプレーオフ進出の可能性は完全に絶たれました。
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