8月30日、モヒガン・サン・アリーナで行われたWNBAの試合で、ミネソタ・リンクスがコネチカット・サンを94-70で圧倒し、2025年レギュラーシーズンのタイトルを獲得しました。この勝利により、リンクスは31勝8敗のフランチャイズ記録となる勝利数を達成し、プレーオフ全体を通してのホームコート・アドバンテージも確定させました。
試合展開
第1クォーターは21-19でリンクスがわずかにリードして終了しましたが、第2クォーターでリンクスが圧倒的な攻撃力を発揮しました。ナティーシャ・ヒーデマンのジャンパーで21-19とリードを奪うと、第2クォーターを制して前半を42-29で終了しました。
後半に入ると、第3クォーター開始早々にコリアーのレイアップで51-31と20点差まで広げ、試合の主導権を完全に握りました。サンも粘り強く反撃し、リンゼイ・アレンからエドワーズへのパスで61-50まで11点差に迫る場面もありましたが、カリントンのブザービーター3ポイントでリンクスが66-54として第4クォーターへ向かいました。最終クォーターではリンクスが4本の3ポイントを決めて突き放し、完勝を収めました。
注目選手・スタッツ
・アラナ・スミス:18得点(3ポイント4本成功) ・ディジョナイ・カリントン:ベンチから18得点 ・ナフィーサ・コリアー:17得点、9リバウンド ・コートニー・ウィリアムズ:15得点、8リバウンド ・ケイラ・マクブライド:15得点、6アシスト(3ポイント5本成功) ・ティナ・チャールズ:14得点 ・マリーナ・マブリー:14得点 ・アーリヤ・エドワーズ:11得点
リンクスは3ポイントシュートで28投15成功の驚異的な確率を記録し、34本のフィールドゴール成功に対して27アシストという見事なチームプレーを披露しました。10人の異なる選手が最低1本のアシストを記録するという、まさにチーム一丸となった勝利でした。
試合後のコメント
試合後、リンクスの関係者からは「フランチャイズ記録となる31勝目での レギュラーシーズン制覇は特別な意味があります。チーム全員が貢献し、素晴らしいチームバスケットボールを見せることができました」とのコメントがありました。
ナフィーサ・コリアーからは「昨年は40試合制で30勝でしたが、今年は39試合で31勝を達成できました。プレーオフに向けて最高の準備ができています」との力強い発言が聞かれました。
一方、コネチカット・サンからは「リンクスの素晴らしいパフォーマンスに脱帽です。彼らがレギュラーシーズン王者にふさわしいチームであることを証明しました。我々も来シーズンに向けて学ぶことが多い試合でした」との敬意に満ちたコメントがありました。
この勝利により、リンクスは西地区17勝3敗でプレーオフ全体の第1シードを確定させ、一方のサンは10勝28敗で既にプレーオフ進出の可能性が絶たれています。

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