9月1日、クリプト・ドット・コム・アリーナで行われたWNBAの試合で、ロサンゼルス・スパークスがワシントン・ミスティックスを81-78で下し、プレーオフ争いにおいて極めて重要な勝利を収めました。この勝利により、スパークスはプレーオフ最終枠争いで一歩前進しました。
試合展開
試合は第1クォーターからスパークスが主導権を握る展開となりました。ミスティックスが11得点に留まる中、スパークスは22得点を挙げて2倍の得点差をつけました。この序盤の大量リードが最終的に勝利への布石となりました。
しかし、ミスティックスも簡単には諦めませんでした。第2クォーター以降、徐々に点差を縮めていき、第4クォーターでは一時的に1点リードを奪う場面もありました。まさにプレーオフ争いを象徴する緊迫した攻防が続きました。
最終クォーターではケルシー・プラムが爆発的な活躍を見せ、14得点を叩き出してスパークスの勝利を決定づけました。この重要な場面での得点力が、スパークスの経験値の差を物語っています。
注目選手・スタッツ
・ディアリカ・ハンビー:20得点、12リバウンド ・ケルシー・プラム:18得点(第4クォーター14得点) ・キキ・イリアフェン:22得点、13リバウンド ・ソニア・シトロン:12得点
スパークスではハンビーが20得点12リバウンドのダブルダブルを達成し、チームの勝利を牽引しました。特にプラムの第4クォーター14得点は、勝負どころでの勝負強さを示す素晴らしいパフォーマンスでした。
一方のミスティックスでは、イリアフェンが22得点13リバウンドの好成績を残し、シトロンも12得点を挙げて奮闘しましたが、第1クォーターの大量失点が最後まで響く結果となりました。
試合後のコメント
試合後、ロサンゼルス・スパークスのケルシー・プラムからは「第4クォーターでチームが私を必要としている場面で得点できて良かったです。プレーオフ争いの重要な時期に、このような勝利を積み重ねることができて嬉しいです」とのコメントがありました。
ディアリカ・ハンビーからは「第1クォーターのリードが大きかったですが、ミスティックスも粘り強く戦ってきました。最後まで集中を切らさずに戦えたことが勝利につながりました」との発言が聞かれました。
一方、ワシントン・ミスティックスからは「序盤の失点が痛かったです。その後は良いバスケットボールができましたが、第1クォーターのビハインドを跳ね返すことができませんでした。若いチームとしてこのような経験も成長につながります」とのコメントがありました。
この勝利により、スパークスはプレーオフ争いで重要な勝利を手にし、一方のミスティックスは7連敗となってしまい、プレーオフ進出がより困難な状況となりました。

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