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カナダ復帰が決定打!ドリームが終盤の17連続得点でプレーオフシード争いを制す(93-76)

9月1日、モヒガン・サン・アリーナで行われたWNBAの試合で、アトランタ・ドリームがコネチカット・サンを93-76で下し、ラスベガス・エーシズと並んで2位タイに浮上しました。この勝利により、ドリームは26勝14敗として3年連続のプレーオフ進出を決定し、上位シード獲得に向けて大きく前進しました。

試合展開

試合は前半、サンが積極的な攻撃を展開しました。ティナ・チャールズ、マリーナ・マブリー、レイラ・ラカンの3人が全員2桁得点を記録し、特にラカンの5得点を含む8-0ランで前半を締めくくり、48-42でリードを奪いました。

第3クォーターではドリームが反撃を開始し、ジョーディン・カナダが残り4.4秒で3ポイントプレーを完成させて67-64とリードを奪いました。しかし、サニヤ・リバーズがブザー直前に3ポイントシュートを沈めて68-67と1点差まで迫る劇的な展開となりました。

勝負は第4クォーターで決しました。残り5分07秒の時点で76-74とサンがリードしていましたが、ここからドリームが驚異的な17-2ランを展開しました。この決定的なランでハワードとカナダがそれぞれ6得点、ヒルモンが5得点を挙げ、完全に試合の流れを掴みました。

注目選手・スタッツ

・ライン・ハワード:23得点
・ナズ・ヒルモン:17得点
・アリーシャ・グレイ:17得点
・ジョーディン・カナダ:ベンチから15得点
・ブリオナ・ジョーンズ:10得点、11リバウンド
・ティナ・チャールズ:22得点、8リバウンド ・
レイラ・ラカン:17得点 ・
マリーナ・マブリー:12得点
・サニヤ・リバーズ:10得点

ドリームでは3人が17得点以上を記録するバランスの取れた攻撃を展開し、特にカナダの復帰が大きな鍵となりました。ベンチから15得点を挙げ、最終局面での6得点が勝利を決定づけました。一方のサンでは、チャールズが22得点8リバウンドの好成績を残しましたが、終盤の失速が響きました。

試合後のコメント

試合後、アトランタ・ドリームのライン・ハワードからは「チーム全体が素晴らしい戦いを見せました。特にカナダの復帰は大きな意味がありました。2位タイに浮上できて、プレーオフに向けて良いポジションに立てています」とのコメントがありました。

ジョーディン・カナダからは「チームに戻れて本当に嬉しいです。最終局面で貢献できて、チームの勝利につながって最高の気分です。2018年以来のプレーオフ勝利を目指して頑張ります」との力強い発言が聞かれました。

一方、コネチカット・サンからは「前半は良いバスケットボールができましたが、終盤の17-2ランが全てを決めました。ドリームの経験値の差が出た試合でした。残りの試合でチーム作りを続けていきます」とのコメントがありました。

この勝利により、ドリームは残り4試合でラスベガスと2位争いを繰り広げることになり、一方のサンは10勝30敗で既にプレーオフの可能性が絶たれています。

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