9月1日、ターゲット・センターで行われたWNBAの試合で、ミネソタ・リンクスがダラス・ウィングスを96-71で圧倒し、レギュラーシーズン王者としての貫禄を見せつけました。この勝利により、リンクスはプレーオフ全体での第1シードを盤石なものとしました。
試合展開
試合は序盤からリンクスがペースを握る展開となりました。MVP候補のナフィーサ・コリアーが安定した得点力を発揮し、チーム全体が組織的なバスケットボールを展開しました。
ウィングスも持ち前の粘り強さで食らいついてきましたが、リンクスの層の厚さと経験値の差が徐々に明確になっていきました。第2クォーター以降、リンクスが徐々にリードを広げ、最終的に25点差という大差での勝利を収めました。
特に後半に入ってからのリンクスの組織的な攻撃は圧巻で、レギュラーシーズン王者としての実力を十分に発揮した試合内容でした。ウィングスは最後まで諦めずに戦いましたが、リンクスの完成度の高さを止めることはできませんでした。
注目選手・スタッツ
・ナフィーサ・コリアー:25得点
・ナティーシャ・ヒーデマン:20得点、キャリアハイ10アシスト(キャリア初ダブルダブル)
コリアーは今シーズンのMVP争いをリードする安定した活躍を見せ、25得点でチームの勝利を牽引しました。一方、ヒーデマンのキャリア初ダブルダブル達成は、リンクスの選手層の厚さとチーム力の高さを物語る象徴的な記録となりました。
ウィングスでは、ルーキーのペイジ・ベッカーズが今シーズンの経験を積みながら奮闘しましたが、リンクスの組織力の前に力及ばずでした。
試合後のコメント
試合後、ミネソタ・リンクスのナフィーサ・コリアーからは「チーム全体が素晴らしい試合をしました。特にヒーデマンのキャリア初ダブルダブルは彼女の成長を表しています。プレーオフに向けて良い準備ができています」とのコメントがありました。
ナティーシャ・ヒーデマンからは「キャリア初のダブルダブルを達成できて本当に嬉しいです。特にキャリアハイの10アシストを記録できたのは、チームメイトが私を信頼してくれた結果です。プレーオフではさらに貢献したいです」との喜びのコメントが聞かれました。
一方、ダラス・ウィングスからは「リンクスは圧倒的な強さを見せました。我々も若いチームとして多くを学び、来シーズンに向けて経験を積むことができました。この試合で得た教訓を生かしていきます」とのコメントがありました。
この勝利により、リンクスはレギュラーシーズン王者として完璧な準備を整え、一方のウィングスは9勝31敗で今シーズンを終える見込みです。

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