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ミッチェル29得点も及ばず!マーキュリーが前半の15点リードを守り切って勝利(85-79)

9月2日、PHXアリーナで行われたWNBAの試合で、フェニックス・マーキュリーがインディアナ・フィーバーを85-79で下し、5連勝を達成しました。この勝利により、マーキュリーは26勝14敗として、既に確定しているプレーオフ進出に向けてさらに勢いを増しています。

試合展開

試合は序盤からフィーバーが積極的な攻撃を見せ、ケルシー・ミッチェルが第1クォーターで15得点を挙げてチームを牽引しました。インディアナが好スタートを切り、前半の序盤まではフィーバーが試合をリードしていました。

しかし、前半終了2分43秒からマーキュリーが15-3という圧倒的なランを展開し、前半を54-39の15点リードで折り返しました。このランの最後には、モニーク・アコア・マカニが残り2.2秒で3ポイントシュートを決めて、完璧なタイミングで前半を締めくくりました。

後半もマーキュリーが主導権を握り続け、フィーバーの追い上げを許すことなく6点差での勝利を収めました。ケイトリン・クラークが右足そけい部の怪我で19試合連続欠場となる中、フィーバーはミッチェルの29得点で奮闘しましたが、マーキュリーの組織力の前に力及ばずでした。

注目選手・スタッツ

・アリッサ・トーマス:23得点、9リバウンド、9アシスト(トリプルダブル寸前)
・デワナ・ボナー:ベンチから19得点
・サトー・サバリー:13得点
・カーレア・カッパー:11得点
・サミ・ウィットコム:10得点、7アシスト
・ケルシー・ミッチェル:29得点、3ポイント5本成功
・レクシー・ハル:18得点、5リバウンド
・アライア・ボストン:11得点、8リバウンド、7アシスト

マーキュリーではトーマスが23得点、9リバウンド、9アシストとトリプルダブル寸前の大活躍を見せ、チームの勝利を牽引しました。また、元フィーバーのボナーがベンチから19得点を挙げ、古巣相手に存在感を示しました。

フィーバーでは、ミッチェルが29得点の爆発的な得点力を発揮し、ハルも18得点と好調を維持しましたが、チーム全体の得点力不足が最後まで響きました。

試合後のコメント

試合後、フェニックス・マーキュリーのアリッサ・トーマスからは「トリプルダブル寸前でしたが、チームの勝利が何より大切です。5連勝を達成でき、プレーオフに向けて良い流れを作れています」とのコメントがありました。

デワナ・ボナーからは「古巣相手に良いプレーができて嬉しいです。今シーズン序盤にフィーバーでプレーした経験が、今夜の勝利にも生かされました。チームが一つになって戦えています」との発言が聞かれました。

一方、インディアナ・フィーバーからは「ミッチェルが29得点と素晴らしいプレーを見せてくれましたが、チーム全体としてはもう少し得点が欲しかったです。前半の失点が響きました。残り試合でプレーオフ進出を目指して戦い続けます」とのコメントがありました。

この敗戦により、フィーバーは21勝20敗となり、プレーオフ争いがより厳しい状況となりました。一方のマーキュリーは上位シード確保に向けて順調な歩みを続けています。

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