シカゴ・スカイが9月3日、ホームでコネチカット・サンを88-64で破り、4連敗にストップをかけました。エンジェル・リースが18得点13リバウンドで今季23回目のダブルダブルを記録し、チームの勝利を牽引しました。
試合展開
スカイは開始早々から8-0のランを決め、試合の主導権を握りました。第2クォーター開始1分で30-10と大きくリードを広げ、前半を42-27で折り返しました。前半のスカイはフィールドゴール成功率51.7%、フリースロー成功率も13本中11本と高確率をマークしました。
後半もスカイの勢いは衰えることなく、一方的な展開で試合を支配しました。サンは追い上げを図りましたが、スカイの堅実な守備と攻撃の前に為す術がありませんでした。ホームでの勝利は、プレーオフ進出は逃したものの、チームの成長を示す重要な1勝となりました。
注目選手・スタッツ
シカゴ・スカイ
- エンジェル・リース:18得点13リバウンドで今季23回目のダブルダブル
- カミラ・カルドーソ:16得点でインサイドを支配
- キア・ナース:12得点をベンチから貢献
- レイチェル・バンハム:10得点、2本の3ポイントシュートを成功(今季82本でチーム記録2位)
- エリザベス・ウィリアムズ:10得点
コネチカット・サン
- ティナ・チャールズ:19得点でWNBA歴代最多フィールドゴール記録を更新(3,347本)
- サニヤ・リバース:16得点
試合後のコメント
試合については、サンのラシッド・メジアン監督が「最終クォーターで守備をやめてしまい、試合を諦めてしまいました」と振り返りました。一方、スカイのタイラー・マーシュ監督は「良いチームを相手にこれだけのターンオーバーをしてしまうと、勝つのは非常に難しいです」と、課題も指摘しました。
リースは最近のインタビューでチームメイトへの謝罪について言及し、チームの団結を改めて強調しました。この勝利により、スカイは10勝30敗となり、ホームでは6勝15敗の成績となりました。一方、サンは10勝31敗で、アウェイでは4勝17敗の成績です。
両チームともすでにプレーオフ進出の可能性は消滅していますが、来季に向けて若手選手の成長と経験を積む重要な時期となっています。チャールズの歴史的記録更新も、この試合のハイライトの一つとなりました。

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