インディアナ・フィーバーが9月5日、ホームでシカゴ・スカイを97-77で破り、プレーオフ進出に向けて大きく前進しました。両チームのスター選手が欠場する中での対戦となりましたが、フィーバーが今季5戦全勝でシーズンシリーズを完全制覇しました。
試合展開
試合は第1クォーターからフィーバーが圧倒的な展開を見せました。31-15と大きくリードを奪い、シュート成功率は14本中10本という驚異的な数字を記録。さらに10アシストを記録し、チーム全体で素晴らしい連携を見せました。
両チームともに最終的なフィールドゴール成功率は52%となりましたが、フィーバーは73本中38本、スカイは48本中25本と試投数に大きな差がつきました。スカイはリバウンドで+8と上回りましたが、24個のターンオーバーが致命的となり、フィーバーはこれを24得点に結びつけました。
第3クォーター終了時点で78-60と18点差をつけたフィーバーは、最終クォーターでもリードを保ち続け、快勝を収めました。
注目選手・スタッツ
インディアナ・フィーバー
- ケルシー・ミッチェル:20得点でチーム最多
- ナターシャ・ハワード:18得点
- その他複数選手が二桁得点を記録
シカゴ・スカイ
- カミラ・カルドーソ:18得点
- ミカエラ・オニェンウェレ:18得点
- エリザベス・ウィリアムズ:13得点11リバウンドのダブルダブル
- アリエル・アトキンス:10得点
試合後のコメント
フィーバーはケイトリン・クラークが股関節の負傷で今季残り試合を欠場することを発表。7月15日以来プレーしていないクラークについて、ステファニー・ホワイト監督は「彼女は復帰に向けて懸命に努力していたが、最終的に大局的な判断を下した」とコメントしました。
一方、スカイはエンジェル・リースがテクニカルファウル8個目で自動的に1試合出場停止となり、さらにチームに不利益となる発言をしたとして追加の処分を受けました。リースは今週初めに連敗について不満を述べ、チームが勝ち始めなければ移籍も辞さない姿勢を示していました。
フィーバーは22勝20敗となり、プレーオフ最後の枠を2.5ゲーム差でリード。スカイは10勝31敗で、すでにプレーオフ進出の可能性が消滅しています。

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