コネチカット・サンが9月6日、ホームでフェニックス・マーキュリーを87-84で下し、マーキュリーの6連勝を止めました。ルーキーのレイラ・ラカンが試合最後の30秒で6得点を挙げる劇的な活躍を見せ、マーキュリーのプレーオフ第2シード獲得の望みに打撃を与えました。
試合展開
試合は終盤まで一進一退の展開となりました。マーキュリーは6連勝中で勢いに乗っていましたが、サンも粘り強く戦いました。
試合の流れを決定づけたのは最後の30秒でした。ラカンが残り27.8秒でレーンをドライブして83-81とリードを奪うと、続いて9.7秒でフリースローを2本成功。サトゥ・サバリーが3ポイントシュートを決めて追い上げを図りましたが、ラカンが残り3.7秒で再びフリースロー2本を決め、試合を決定づけました。
この試合でアリッサ・トーマスがシングルシーズンアシスト記録を更新するという歴史的瞬間もありましたが、チームの敗戦で祝福ムードは一転しました。
注目選手・スタッツ
コネチカット・サン
- マリーナ・メイブリー:23得点でチーム最多
- レイラ・ラカン:14得点(最後の30秒で6得点)
- ティナ・チャールズ:22得点10リバウンドのダブルダブル
- アニーサ・モロー:9得点13リバウンド
フェニックス・マーキュリー
- サトゥ・サバリー:終盤に3ポイントシュート成功
- アリッサ・トーマス:シングルシーズンアシスト記録更新(ケイトリン・クラークの337アシストを上回る)
試合後のコメント
試合前にはチャールズの慈善活動が表彰され、感動的なセレモニーが行われました。彼女の命を救う活動への貢献が認められ、涙を流す場面も見られました。
サンは11勝31敗となりましたが、若手選手の成長が見られる試合となりました。特にルーキーのラカンは、シーズン途中から加入したにも関わらず、重要な場面で活躍を見せました。
一方、マーキュリーは27勝15敗となり、プレーオフ第2シード獲得が厳しくなりました。最終戦でラスベガス・エーシズをホームに迎える重要な試合が残されています。サンはアトランタとのホーム&アウェイ2連戦でシーズンを締めくくります。

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