試合展開
アトランタ・ドリームは水曜日の夜、コネチカット・サンを88-72で破り、レギュラーシーズン30勝目を挙げて単独2位に浮上しました。月曜日に続いての連戦でしたが、ドリームの勢いは止まりませんでした。
初年度ヘッドコーチのカール・スメスコは、この勝利で30勝を達成し、2000年のマイケル・クーパー(ロサンゼルス・スパークス)の28勝を上回る新人コーチ最多勝利記録を更新しました。
ドリームは第1クォーターから圧倒的な展開を見せます。ライン・ハワードが7分38秒の時点で3ポイントシュートを決め、WNBA史上9人目となるシーズン100本の3ポイント達成を果たしました。さらにハワードがもう1本、ニア・コフィーがブザービーターの3ポイントを決め、第1クォーターを31-13という大差で終えました。
第2クォーターもベンチから出場したブリトニー・グライナーがチーム最多の6得点を挙げ、ハーフタイムには51-28と23点差まで広げました。第3クォーターにサンが56-65まで詰め寄る場面もありましたが、ドリームはすぐに9対2のランで突き放し、最後まで主導権を渡しませんでした。
注目選手・スタッツ
- ブリトニー・グライナー:17得点(7/11FG)、4ブロック(ベンチから出場)
- ライン・ハワード:15得点、3/7の3ポイント(シーズン100本達成、ドリーム史上初)
- ブリオナ・ジョーンズ:13得点
- アリーシャ・グレイ:13得点
- ニア・コフィー:10得点(第1Q終了ブザービーター3ポイント含む)
- マリーナ・メイブリー(サン):22得点
- サニヤ・リバース(サン):16得点(シーズン43本の3ポイントでサンのルーキー記録更新)
- アニーサ・モロー(サン):11得点、10リバウンド
- ティナ・チャールズ(サン):9得点(シーズン700得点達成、14年のキャリアで初)
試合後のコメント
ドリームは30勝14敗となり、WNBA史上6チーム目となるレギュラーシーズン30勝を達成しました。6連勝中という絶好調で、木曜日にラスベガス・エーシズ(29勝14敗)がロサンゼルス・スパークスに敗れれば、第2シードが確定します。
ドリームはフィールドゴール成功率54.1%という高確率を記録し、ベンチポイントでも34-10と圧倒しました。サンは11勝33敗でフランチャイズワーストの成績でシーズンを終了しましたが、若手選手の成長は来季への希望となります。

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