試合展開
ディフェンディングチャンピオンの第5シードニューヨーク・リバティが、第4シードフェニックス・マーキュリーとの激戦をオーバータイムの末76-69で制しました。
両チームとも守備が光る展開となり、リバティはシュート成功率42%、マーキュリーは32.5%という低調な数字に終わりました。リバティは20ターンオーバーを記録し、シーズンワーストタイに近い苦しい内容でした。
第4クォーター終盤、ブレアナ・スチュワートが難しいレイアップを決めて同点に追いつき、試合はオーバータイムに突入します。延長戦ではナターシャ・クラウドが3ポイントシュートを決めて8-0のランを作り、73-65とリードを広げました。
マーキュリーが4点差まで詰め寄りましたが、レオニー・フィービッヒが決定的な3ポイントシュートを沈めて勝利を決定づけました。
しかし、オーバータイム残り3分1秒、スチュワートが左膝を負傷するアクシデントが発生。涙を浮かべながらベンチに下がる姿が印象的でした。
試合後のコメント
サンディ・ブロンデロ監督は試合後、スチュワートの状態について「彼女は交代を求めてきました。不快感を感じているようでした。彼女が大丈夫であることを願っています」とコメントしました。医療スタッフによる評価が待たれます。
イオネスクは「オーバータイムがどれほど重要か理解していました。もう一段ギアを上げる必要があることも分かっていました。みんなで団結して、相手のランを乗り切り、最終的に勝利する方法を見つけたことを誇りに思います」と語りました。
フィービッヒについてイオネスクは「序盤は外していましたが、この試合で最も重要なシュートを決めてくれると分かっていました。それが彼女です。世界最高の3ポイントシューターの一人です」と称賛しました。
Game 2は9月18日(水)午後8時から、ニューヨークのバークレイズセンターで行われます。スチュワートの状態が最大の焦点となります。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!