試合展開
インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われた第2戦で、フィーバーがドリームに圧勝しました。5人の主力選手を怪我で欠くという厳しい状況にも関わらず、フィーバーは2002年以来となるワイヤー・トゥ・ワイヤーでのプレイオフ勝利を収めました。
第1クォーター中盤、フィーバーは10-2のランで30-19とリードを奪いました。第2クォーター終了間際にアリーシャ・グレイが3ポイントシュートを決めて35-29と差を詰めましたが、これがドリームにとってこの試合初の3ポイントシュート成功でした。
第3クォーター序盤にドリームが40-37まで迫りましたが、ケルシー・ミッチェルとアリヤ・ボストンのコンビが7-0のランで応戦。第3クォーター終盤にも7-0のラン、第4クォーター序盤には8-0のランを見せ、67-44と大差をつけました。
最大23点差まで広がった試合は、ミッチェルとボストンが第4クォーターをベンチで休むことができるほどの大差となりました。
注目選手・スタッツ
- ケルシー・ミッチェル:19得点、4本の3ポイントシュート成功、4アシスト、6-13FG
- アリヤ・ボストン:15得点、5リバウンド、3アシスト
- ナターシャ・ハワード:12得点、5リバウンド
- テヒナ・パオパオ:ベンチから11得点でドリーム最多
- ライン・ハワード:10得点、第1戦の20得点から大幅減
- アリーシャ・グレイ:9得点、7リバウンド、ファウルトラブルに苦しむ
試合後のコメント
フィーバーのステファニー・ホワイトヘッドコーチは「このグループの自信は一度も揺らいだことがありません。私たちはあらゆる状況を経験してきて、勝つためのポジションに自分たちを置くことができました」と選手たちを称賛しました。
ミッチェルは第4クォーターをベンチで過ごせたことについて「第4クォーターに座っていられたことに非常に感謝しています。そのようなポジションに自分たちを置けたことは全く別のことです。レジリエントであり続けたグループに感謝します」と語りました。
ドリームは第1戦で合計40得点を挙げたハワードとグレイのダイナミックデュオが合計19得点に終わり、チーム全体もフィールドゴール成功率37.9%、3ポイントシュート成功率26.3%(5-19)、フリースロー成功率50%と低迷しました。

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