試合展開
シアトルのクライメート・プレッジ・アリーナは、12,500人の満員の観客で埋め尽くされました。第4クォーターの終盤、誰一人として座る者はいませんでした。
エーシズが第3クォーターに最大14点差をつけ、79-70とリードしていた時点では、17連勝を18に伸ばすかに見えました。しかし、ストームは最後の数分間で16-4のランを見せ、劇的な逆転勝利を収めました。
残り31秒、ドミニク・マロンガがトランジションでレイアップを決めながらファウルを受け、フリースローも成功させて84-83と逆転。チェルシー・グレイがジャッキー・ヤングへのパスを狙った際にターンオーバーを犯すと、オグミケがインバウンドパスを受け、残り14秒でディギンズにボールを託しました。
ディギンズはレーンに切り込み、フリースローライン付近から決定的なジャンパーを沈めて86-83とリードを広げました。エーシズは最後のチャンスでジュエル・ロイドの3ポイントシュートを放ちましたが、リムの右側に弾かれて試合終了。ストームは2022年以来となるプレイオフ勝利を挙げました。
注目選手・スタッツ
- スカイラー・ディギンズ:26得点、7アシスト、4本の3ポイントシュート成功
- ネカ・オグミケ:24得点、10リバウンドのダブルダブル、9-19FG
- ドミニク・マロンガ:11得点、10リバウンド、決勝の3点プレー
- エリカ・ウィーラー:11得点
- ジャッキー・ヤング:チーム最多の25得点
- エイジャ・ウィルソン:21得点、13リバウンドで22回目のプレイオフダブルダブル
試合後のコメント
ディギンズは試合後、ファンに向けて「私たちの目標は今夜、あと40分試合時間を買うことでした。今夜以降、私たちも連勝を始めるかもしれません」と語りました。
オグミケは「8月は本当に厳しい時期で、接戦を多く落としました。でも実際には、プレイオフで必要な筋肉を鍛えていたのだと思います。今日はそんな日の一つで、クランチタイムを経験し、逆転することができました」とコメントしました。
エーシズのベッキー・ハモンヘッドコーチは「3ポイントラインでのシュートはゴミのようにひどかった」と率直に語り、チームが7-19の3ポイントシュート成功率に終わったことを悔やみました。

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