ブロニー・ジェームス

元レイカーズのクワミ・ブラウンがブロニー・ジェームズを痛烈批判「ティッシュペーパーのように柔らかい」

レイカーズのブロニー・ジェームズが、かつてチームでプレーした元センター、クワミ・ブラウンから厳しい批判を受けました。ブラウンは自身のYouTubeチャンネルで、ポートランド・トレイルブレイザーズ戦でのブロニーのプレーを取り上げ、その守備姿勢に疑問を呈しました。

ブラウンが指摘した守備のシーン

10月28日のブレイザーズ戦で、ブロニーは20分間の出場機会を得ました。しかし、シュート0本中0本で無得点に終わり、3リバウンド、3アシストという成績でした。

ブラウンが特に問題視したのは、ブロニーがチャージを取る絶好の機会を逃したプレーです。ビデオ分析の中で、ブラウンは「ブロニー、君はチャージを取る完璧なポジションにいた。どこに行こうとしているんだ?」と批判しました。

さらにブラウンは「これが『ゴールデンチケット』を持つ選手に起こることだ。この子は体を張りたくないんだ。シャーミンのティッシュペーパーのように柔らかい」と痛烈に表現しました。リーグ2年目の選手として、もっとフィジカルなプレーが求められると主張しています。

ブロニーの現状と課題

21歳のブロニーは、今シーズン2試合に出場していますが、平均0.0得点、1.5リバウンド、1.5アシストという厳しい数字が続いています。オフェンス面での貢献が限定的な中、守備が彼のNBAでの武器になるはずでしたが、ブラウンの指摘通り、コンタクトプレーへの消極性が課題として浮かび上がっています。

プレシーズンでも4試合平均6.8得点、3.3リバウンド、2.2アシストを記録しましたが、フィールドゴール成功率は25%に留まりました。高校時代はシューターとして評価されていましたが、プロレベルでは3ポイントシュートも15.4%と低迷しています。

ルーキーシーズンは27試合に出場し、平均2.3得点、0.7リバウンド、0.8アシストでした。フィールドゴール成功率31.3%という数字は、2年目での大幅な改善が求められることを示しています。

ブラウンの批判の背景

クワミ・ブラウンは2001年のNBAドラフト1位指名選手で、12年間のキャリアの中で3シーズンをレイカーズで過ごしました。しかし、彼自身が「史上最大のドラフトバスト」の一人として知られており、現役選手を批判することで注目を集める傾向があります。

ブラウンは以前にも「高校生にもブロニーより優れた選手がいる」と発言しており、今回の批判も継続的なものです。彼はレブロンとブロニーの親子関係が「ネポティズム(縁故主義)」であると指摘し、「政治がすべてに関わっている」と主張しています。

今後の展望

レイカーズは現在、レブロン・ジェームズが坐骨神経痛で欠場しており、ルカ・ドンチッチやゲイブ・ヴィンセントも負傷者リストに入っています。この状況がブロニーに出場機会を与えていますが、結果を出せなければローテーションから外される可能性もあります。

ブロニーの契約は2025-26シーズンに195万ドル、2026-27シーズンに230万ドルが保証されていますが、2027-28シーズンはチームオプションとなっており、パフォーマンス次第ではカットされる可能性もあります。

レッディックHCは若手選手の育成に定評がありますが、ブロニーがNBAレベルで生き残るためには、オフェンス面での向上だけでなく、ブラウンが指摘したようなフィジカルなディフェンスへの取り組みが不可欠です。父親のレブロンが復帰すれば出場時間は減少する可能性が高く、限られたチャンスを活かせるかが今後の鍵となります。

引用: yardbarker.

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