USAバスケットボールのトレーニングキャンプで、ケイトリン・クラークとソニア・シトロンが並んで映った映像がSNSで大きな話題になっています。WNBAの公式Xアカウントが投稿した動画に対し、ファンからは「双子」「どっちがどっち?」といったコメントが殺到しました。
2人の類似点:背番号22の「ツインズ」
クラークとシトロンの類似性は、以前から指摘されていました。まず外見的な共通点として、両者ともブルネットの髪で、身長もほぼ同じです。クラークが6フィート0インチ(約183cm)、シトロンが6フィート1インチ(約185cm)と、わずか1インチの差しかありません。年齢も1歳違いで、さらに興味深いことに、2人ともWNBAで背番号22を着用しています。
今回のTeam USAキャンプでは、どちらも22番を着ていなかったにもかかわらず、並んで立つ姿は驚くほど似ていました。WNBAの公式アカウントが投稿した動画には「Seeing double(二重に見える)」というキャプションが付けられ、ファンの反応を呼びました。
ファンの反応:スパイダーマンの指差しGIFも登場
この投稿に対するファンの反応は非常に盛り上がりました。「DCにいる双子のところに来なよ、ケイトリン」というワシントン・ミスティクスファンからのコメントや、「立ち上がって歩き出す動きまで同じなのがヤバい」という観察眼鋭い指摘もありました。
特に印象的だったのは、2人のスパイダーマンが互いを指差し合う有名なGIFを投稿したファンがいたことです。このミームは「どっちが本物?」という状況を表現するのによく使われますが、クラークとシトロンの場合にぴったりでした。「どっちがCCで、どっちがもう1人?」という素朴な疑問も投げかけられています。
過去のエピソード:シトロンがクラークに間違えられた話
実は、シトロン自身がクラークに間違えられたエピソードを今年7月に明かしています。ノートルダム大学時代の親友とサウスベンドのレストランにいた時、興奮したファンが近づいてきて「ケイトリン・クラークですか?」と尋ねてきたというのです。
サインと写真を求められたシトロンは「私じゃないんです」と答えるしかなかったそうです。この話は当時も話題になりましたが、今回のTeam USA映像で改めてその類似性が証明された形になりました。
今後の展望:2028年ロサンゼルス五輪での共演も
クラークとシトロンは今後、WNBAで長年にわたってライバルとして対戦していくことになります。インディアナ・フィーバーのクラークとワシントン・ミスティクスのシトロン、「22番ツインズ」の対決は、リーグの新たな見どころになるでしょう。
そして、両者がTeam USAの一員として将来の国際大会に出場する可能性も十分にあります。2028年のロサンゼルス五輪で、この「双子」コンビがアメリカ代表として金メダルを目指す姿を見られるかもしれません。
今回のキャンプ映像は、単なる「似ている」という話題以上に、WNBAの新世代スターたちの結束と友情を感じさせるものでした。コート上ではライバルでも、代表チームでは最高のチームメイト。クラークとシトロンの関係性は、これからのWNBAを象徴する存在になっていくのではないでしょうか。
引用:yardbarker

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