開幕初日注目のLA対GSは、ロサンゼルス・スパークスが新規参入チーム「ゴールデンステート・ヴァルキリーズ」を84-67で破り、白星スタート。
移籍後初出場となったケルシー・プラムが開幕戦史上最多となる37得点を叩き出し、勝利の立役者となりました。
試合展開―前半は接戦、後半に突き放す
ホームのチェイス・センターには満員のファンが詰めかけ、ヴァルキリーズの歴史的デビュー戦を見守りました。
会場にはウォーリアーズのカーHCやクミンガ、ヒールズや、ヴァルキリーズのHC、ナタリー・ナカセの元上司、ミルウォーキー・バックスのドック・リバースHCも駆けつけ、大盛り上がりでした。
試合は序盤から互いに譲らず、前半はスパークスが42-39と僅差リードで折り返します。
迎えた後半、プラムが第3クォーターだけで立て続けにスリーや速攻を決め、リードを二桁に拡大。
ヴァルキリーズもジュリー・ヴァンローの3連続3Pで6点差まで迫りましたが、第4クォーターに入ると得点が伸びず、スパークスがそのまま逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
- ケルシー・プラム(Sparks): 37得点 6アシスト(後半だけで26得点)
- ディアリカ・ハンビー(Sparks): 14得点 10リバウンド
- リケア・ジャクソン(Sparks): 13得点
- ティファニー・ヘイズ(Valkyries): 19得点 9リバウンド
- テミ・ファグベンレ(Valkyries): 15得点
- ジュリー・ヴァンロー(Valkyries): 14得点
試合後の声と会場の雰囲気
試合後、スパークスのプラムは
「新しい環境でも勝者のメンタリティを植え付けたい」
と意気込みを語りました。
敗れたヴァルキリーズのナタリー・ナカセHCは
「結果は悔しいが、ホーム開幕戦の雰囲気は最高だった。すぐに修正して次に臨む
」とコメント。
観客は試合後も両チームへ温かい拍手を送り、歴史的な開幕戦を祝福しました。