第4クォーターでの攻撃停滞が致命的
インディアナ・ペイサーズは金曜夜、NBAファイナルで圧倒的な3-1のリードを取る寸前まで行きながら、攻撃が説明のつかない壁にぶつかり、オクラホマシティ・サンダーの逆転を許しました。
シリーズを通して見せてきた鋭いパスワークと絶え間ない動きが第4クォーターで消失し、サンダーが111-104で勝利してシリーズを2-2のタイに戻しました。
リック・カーライルHCは「我々は停滞しすぎた。ボールが十分速く運ばれず、問題を作り出せていなかった。
時間に追われることが多く、非常に困難な状況になった」と振り返りました。数字が物語る通り、インディアナは最後の12分間で31-17と大きく失点し、第4クォーターでタイリース・ハリバートン以外に2本以上成功させた選手はいませんでした。
マスリンのフリースロー失敗が勝機を逃す
終盤の苦戦にもかかわらず、インディアナは残り24秒で4点差の時点でベネディクト・マスリンがフリースローラインに立つという、もう一つの奇跡的な逆転の機会を得ていました。
しかし、プレーオフを通して89%の成功率を誇っていたマスリンが両方とも外し、その数秒後の機会でも1本しか決められず、事実上ペイサーズの逆転の望みを絶ちました。
「非常に辛い。これまでそのフリースローを決めてきたし、重要なフリースローを決めるのが好きだった。次回は確実に決めるしかない」とマスリンは語りました。第4クォーターでチームは18本中5本、3ポイントシュートは8本すべて外すという惨憺たる結果に終わりました。
カーライルの長期戦への準備とチームの結束
カーライルHCは選手たちを長期シリーズに備えさせており、フル7戦まで行けば18日間という長丁場になると説明しています。
月曜夜の再開に向けて、チームは精神的に準備ができていると確信しています。
「長く、困難だ。しかし、これは最高の機会でもある。本当に大変で、大変であるべきだ。ここで我々は団結し、月曜により強くなって戻ってこなければならない。これは大きな失望だが、あと3試合残っている」
とカーライルは述べ、シリーズの基本に立ち返る重要性を強調しました。
引用:HOOPSRUMORS

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