30年の関係を持つ審判への強力な擁護
インディアナ・ペイサーズのリック・カーライル監督が、NBAファイナル第4戦でのジャッジングに対して批判を浴びているスコット・フォスター審判を強く擁護しました。
日曜日午後の練習前、カーライル監督は、
「審判に関する、特にスコット・フォスターについて見聞きしたことの一部は酷いものです。彼は素晴らしい審判で、今回のプレーオフでも素晴らしい仕事をしています」
と述べました。
カーライルは、フォスターとの関係が30年前にさかのぼることを認めました。
フォスターは1994-95シーズンにNBAでの審判活動を開始しており、プレーオフシリーズで劣勢なチームが彼の担当する試合でしばしば勝利し、シリーズを延長させるという認識から「The Extender(延長者)」というニックネームで呼ばれています。
「我々は彼に何度も担当してもらっています。そして、投げかけられているこの馬鹿げた詮索は酷く、不公平で、不当で愚かです」
とカーライルは断言しました。ただし、具体的にどのような批判に対応しているかについては詳細を避けました。
第4戦の物議を醸したジャッジング
金曜夜のインディアナポリスでの第4戦では、ペイサーズとサンダーが合計71本のフリースローを撃ち、サンダーが38-33でわずかにリードしました。
試合では2つのフラグラント・ファウル、2つのテクニカル・ファウル、そして総計53のファウルコールがありました。
サンダーのマーク・ダイネオルト監督は試合後、
「山ほどのファウルがありました。だから山ほどのフリースローがあったのです。審判は今夜良い仕事をしたと思います。両チームとも多くのフリースローを撃ちました。フィジカルな試合でした。それがこの試合の性質でした。両チームともコートの両サイドでフィジカルな試合をしました」
とコメントしています。
決定的な場面での見逃しとファンの怒り
しかし、第4クォーター残り2分23秒での明らかな見逃しコールがファンの怒りを買いました。
サンダーのガードでNBA MVPのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーが、ペイサーズのフォワード、アーロン・ネスミスをディフェンスする際にプッシュオフのオフェンシブファウルを犯したように見えましたが、その後ギルジャス=アレクサンダーが決勝ジャンパーを決めてオクラホマシティを104-103とリードさせました。
ギルジャス=アレクサンダーは第4クォーターだけで8本のフリースローを撃ち、サンダーが111-104で勝利してシリーズを2-2のタイに戻しました。
第5戦は月曜夜(東部時間8時30分、ABC)にオクラホマシティで開催されます。審判への批判が高まる中でのカーライルの強い擁護は、ファイナルの緊張感をさらに高める要素となっています。
引用:ESPN

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!