開幕ロスター入りが困難視されたルーキーの躍進
2025年WNBAドラフト全体23位でワシントン・ミスティクスに指名された後も、元アイオワ・ホークアイズのスター、ルーシー・オルセンは開幕ロスター入りの可能性が低いと見られていました。
これは主に、ミスティクスがドラフト上位6位以内で他に3人のルーキーを選んだためで、その中には6位指名の元ケンタッキー大学ガード、ジョージア・アムーアも含まれていました。
しかし、アムーアがトレーニングキャンプ中にACL断裂を負ったことで、オルセンにとってのチャンスが生まれました。彼女はこの機会を活かし、トレーニングキャンプで十分な成果を上げてミスティクスのロスター入りを果たしました。そして、シーズンが始まってからもオルセンは印象を与え続けています。
バックアップポイントガードとして着実な成果
オルセンはバックアップポイントガードとして1試合平均9.3分の出場時間で、フィールドゴール成功率40.9%、3ポイント成功率45.5%という優秀な数字を残しています。
6月8日のワシントンのコネチカット・サン戦勝利では、11分の出場で5得点3アシストを記録しました。
この数字は、限られた出場時間の中でオルセンが効率的にプレーしていることを示しています。
特に3ポイントシュートの高い成功率は、現代のバスケットボールにおいて貴重な武器となっています。ルーキーとして、チームの戦術に素早く適応し、求められる役割を確実に果たしている証拠です。
シドニー・ジョンソン監督の心温まる評価
試合後、シドニー・ジョンソンヘッドコーチはルーキーポイントガードを称賛しました。
「彼女のことをとても嬉しく思っています。本当に嬉しい。彼女は本当に一生懸命働き、自信と他者の意見を聞き、我々が求めることをやろうとする意欲のバランスが素晴らしい。特にこの役割においてです。しかし、彼女にはそれ以上の能力があることも分かっています」
とジョンソン監督は語りました。
「彼女のそのブレンドは本当に良い。一生懸命働き、ポジティブでいて、自分の働きぶりから自信を得ることができ、チームメイトの尊敬を勝ち取っています。それは大きなことです。ボールが入るのを見るのも嬉しいですが、守備での動き、競争し、ゲームを楽しんでいる姿を見るのもとても嬉しい。彼女はそれに値するからです」
と監督は続けました。
オルセンがWNBAレベルで成功を収めていることは、多くのアイオワ・ホークアイズファンの心を温めることでしょう。
引用:YARDBARKER

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!